三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

らぁめん(台東区)

らーめん 稲荷屋@稲荷町

 休日出勤ありきのラーメン店選び。日曜営業かつ上野東京ライン1本で都内徒歩圏、と考えたら、稲荷町も上野の徒歩圏ということで、「稲荷屋」さんへ。「麺や福」の跡地、期待値低めで、こういう機会でもないと行きそびれそうなので。外観の色使いが二郎系っぽくて、されど普通の鶏ガラスープとの情報だけをもって。

inariya

【実食メニュー】醤油背脂・細麺(¥750)
 普通の「醤油」と背脂入りメニュー、いずれも太麺・細麺ありという珍しい構成。

【感想】 思っていたよりはるかに美味しいです。ベースはさらっとした鶏ガラスープっぽいのですが、ほのかなニンニク臭をまとった背脂と香味油がいい塩梅のこってり感を演出。ほどよい甘みがあり、醤油ダレも角が立たず、背脂の口溶けの良さも相俟って、いわゆるチャッチャ系とは異なる優れたバランス感。

 麺は自分が選んだのですが、細ストレート。喉越しよく適度なコシもあり、意外にも背脂スープとの相性が悪くない。チャーシュー、メンマは特筆すべきものはないか。モヤシはシャキシャキで、半熟味玉がデフォで入るのはお得感あり。

【総評】 清潔感もあり、普段使いにはいいお店。☆☆☆☆☆☆☆(7.0)

らーめん かつお拳@浅草橋

 蓮沼は「ほしの」さんが移転オープンとのこと。先日跡地のお店にも伺いましたが、本来的には集客力のあるお店が出店するには、キャパ的にも立地的にも寂しい場所という気がしました。移転先は浅草橋駅西口すぐ。土曜日とはいえ、お昼を外して満席近いのは、さすがのネームバリュー。「らーめん かつお拳」さん。

【実食メニュー】らーめん(¥700)

【感想】 煮干しラーメン全盛のこのご時世に、鰹でガツンと勝負の1杯。さらっとした清湯スープに鰹の味わいを思い切り利かせて、ボニートさんなどとはまた印象が異なる、より攻撃的な仕上がり。醤油ダレもかなり濃いめで、決して鰹の旨みと対立するものではないですが、しょっぱさはもう少し控えめでもいいかな。

 麺は浅草開化楼製の中太麺で、ややウェーブがかかったもの。もちもちとした食感と確かなコシで、力強いスープに負けない存在感。煮干しのラーメンでいうところの「まるかい」や「鳴海」みたいな大衆食堂っぽさも感じますね。具では、ほろほろっとしたチャーシューが美味。油揚げや追加の鰹節も個性的。

【総評】 クセになりそうな味わいで、近くにあるとつい入ってしまいそう。☆☆☆☆☆☆☆(7.0)

ZIPANG(ジパング)上野店@上野

 秦野のジパングが上野に支店を出したとか。海老スープの店の中では良い印象を持っている1軒なので、非常に楽しみです。ネットにはお店の場所につき間違った情報もあり、ちょっと迷ってしまいました。「油そば 椿」の跡地とシンプルに言っていただければ、マニアならすぐ分かるのに。

【実食メニュー】 海老吟醸(¥750)
 デフォルトはこれじゃないかと思います。

【感想】 記憶しているのとだいぶ違う。豚骨ベースに海老風味なのですが、輪郭がややぼんやりとして、海老はかえって海老味噌っぽい臭みの方が強調された印象で、好みを外れます。表面の香味油はトッピングの桜エビと相俟って良い香りながら、全体を混ぜるとやはりベースが勝ってしまうか。

 麺は三河屋製の中太。ちょっと茹で時間が短すぎるかも。チャーシューは炙った鶏で、それ自体悪くない。キクラゲと麩は変わり種ですが、前者は相性に疑問、麩は海老味噌臭さが中まで入り込んで苦手。

【総評】 純然たる店員さんの接客は非常に良かったのですが、何らかの関係者らしきのが周辺にたむろしていたのがきわめて印象悪く、訪問はこれで最後にします。☆☆☆☆☆☆(6.0)

中華そば屋@西日暮里

 西日暮里の気になる新店。駅を降りて道灌山方面、不忍通り手前です。店名なし説もありますが、「中華そば屋」が正式名称っぽい雰囲気。外観上は何の店だか分からない飾り気のない落ち着いた佇まいに、にじり口のような低い入口が非日常の空間へ誘います。

tyukasobaya

【実食メニュー】 わんたんめん(¥900)
 デフォルト+100円ならば、わんたん入りがお得か。

【感想】 ネット情報ではベースのスープに動物魚介不使用のことですが、しっかりコクがあり変なクセや甘さもなく物足りなさは皆無。焦がしたお醤油の香ばしさと魚介風味が味の軸になっており、唯一無二の個性ある味わいが面白いです。さほど苦みが強くなく、広く受け入れられそう。

 麺はむっちりした中太ストレート。コシと弾力のある麺は焦がし醤油の香りと実によい相性を見せ、美味しいです。チャーシューは適度な噛み応えと風味の良さ。太めのメンマの食感もよく、四角く切られたネギもスープにしっくり来ます。わんたんはクラシカルなピロピロタイプ。100円ならお得。

【総評】 オペレーションがもう少しスムーズだと嬉しいですが、好みの味。☆☆☆☆☆☆☆(7.0)

麺屋 あかみ@浅草橋

  平日夜にラーメン食べて帰ろうと、軽い気持ちで考えていたら、未訪店に信じられない確率でフラれまくる。月島は「いちなり」の夜営業無しからおかしくなり、「もんなか○心厨房」「麺画廊 英」と外れ、「江武里」にフラれて最終的にありつけたのはここだけ。「麺屋 あかみ」さん。「錦豚雲」のあと、二郎インスパイア店が早々に撤退したあの場所。

【実食メニュー】 ラーメン(オープン記念¥500)+九条ネギ(¥100)

【感想】 「ますたに」出身とのことで、いわゆる3層スープ。増しにしてもらった背脂の甘みに、びしっと利いた濃いめのお醤油ダレ。ベースの鶏ガラスープに物足りなさはなく、食べ進めるうちに一味の辛さがじんわりと広がってきます。こんなに美味しかったっけか。

 麺は浅草開化楼の中細ストレート。みっしりと噛み応えあり風味もよく、こってり背脂とタレの濃さをしっかり受け止めます。チャーシューは味付け、柔らかさ共にgood、メンマも臭み無く、九条ネギはやっぱりこの味にしっくりと来ます。

【総評】 味作りがしっかりして、リピーターが見込めそう。☆☆☆☆☆☆☆(7.0)

北海道らーめん なまら 浅草西参道店@浅草/TX浅草

 浅草は西参道にオープンの新店。茨城県で多店舗展開しているお店の東京進出みたいですね。「北海道らーめん なまら」さん。ネットの地図情報だと場所がずれていますが、「恵比寿餃子」の隣、「みかみ」の跡地です。ウィンズにも花やしきにも浅草寺にも近いけれど、西参道は浅草でもダントツに人通りが少ない気がします。前店が案の上短命だったこの場所で、どうでしょう。


【実食メニュー】 なまら味噌らーめん(¥700)
 券売機が使われていないので曖昧ながら、正式名称はおそらくこれ。要はデフォルトメニューです。

【感想】 1杯毎に中華鍋調理、札幌スタイルの王道中の王道。ベースのスープはこってりしすぎず、赤味噌と白味噌の配合加減がよく、味噌の香りを飛ばすことなく甘いにもしょっぱいにも振れない味わいは万人受けしそう。炒め野菜の香りもしっかりとスープにコクを与え、欠点らしい欠点がない。

 中太多加水縮れで熟成感のあるぷりっとした麺は、これまた王道中の王道。弾力とコシを備えスープとの相性は申し分なし。チャーシューは丸バラで柔らかい。炒め野菜は全体にシャキシャキ感を残して好み。

【総評】 色々おつまみもあるので、奇をてらわぬ味わいで馬券を買いに来る層を取り込めれば。☆☆☆☆☆☆★(6.5)

馥香@浅草橋

 朝から千葉でのお仕事なのだけど、早すぎてラーメン店が開くまで時間がありすぎる。東京へ戻る道すがら、12時前に辿り着けるエリアで未訪で、と考えていたら、ここしかないだろう、と憧れの浅草橋「馥香(フーシャン)」へ。


【実食メニュー】 米茄子入り馥香特製坦々麺(一本麺、白ゴマ)(セットメニュー¥1200)
 担々麺は本来夜メニューのみなので単独で食べることは不可能と思っていましたが、週に2回変わるランチメニューの中に偶々担々麺があるという奇蹟。麺は選択できず。


【感想】 中華街であれば中の上くらいだな、と思うのですが、名店中の名店という世評ほどのものは感じないか。胡麻の香り、ラー油の辛み、山椒の香りとどれも穏やかで、酸味がやや強いことが特徴といえば特徴ですが、この店ならではと思わせる個性を欠く印象。

 麺は本当に1本なのかどうかは確認しませんでしたが、手延べの中太もちもち麺。刀削麺とは違う代わりに、うどんぽく感じられて好みではないかも。全体にべたっと重いので非常に食べづらい。具は白髪ネギと水菜に、上質な挽肉がたっぷり。

 小菜は豆腐と野菜の煮込みでそれなりの量があり満足。デザートのジャスミン茶のゼリーがとても美味しかったです。

【総評】 接客や店内の明るさ、清潔感等も好印象ですが、厨房で料理人が弟子を罵倒する声が丸聞こえで、一流店になり損ねた感じが残念。☆☆☆☆☆☆★(6.5)

トイ・ボックス@三ノ輪

 訪問タイミングがつかめず、正月明け行列覚悟での訪問。三ノ輪は「トイ・ボックス」さん。昼時完全外しで行列3名は、許容範囲内。間違いなくここ数年で一番訪れている場所。このカウンター、あの人のこだわりでしたよね。「あんど」も「黒大八」も悪くなかったし、人通りもある場所なのにねえ。

【実食メニュー】 味玉醤油ラーメン(¥800)

【感想】 ビジュアルは、まさにロックなあのお店のそれ。方向性自体も見た目どおりながら、じんわりと鶏ベースの旨みに、ほんのり和のお出汁、艶めかしさのある生醤油のタレの味わい、鶏油の香りと、何かが突出しない絶妙なバランス。鶏の旨み爆発でも、抜群なキレの良さでもなく、一体感で最後まで飲ませる。

 麺は中細ストレート。滑らかさ、しなやかさもありつつ、きっちりとコシが残り好みの味。チャーシューは低温調理タイプの鶏と豚で、どちらも素材の味わいを活かした味付けで見事。味玉の半熟加減も好みでした。

【総評】 湯河原のあそこもそうですが、これは「遠くまで食べに行く味」であって良い。大満足。☆☆☆☆☆☆☆☆★(8.5)

天然豚骨醤油 玉 超大吉@御徒町

 正月3が日明けの御徒町というのもリスキーですが、気になる新店で確実に営業中というと、ここになってしまう。「玉」グループの新店「超大吉」さん。「麺屋武蔵 無骨」の向かいという一等地は午後1時を回ってもさすがに4名の行列。想定内のため、並びます。

【実食メニュー】 ラーメン(¥750)
 値段的にはデフォルトメニュー1択です。

【感想】 昆布を利かせた豚骨醤油、というのは聞いていましたが、濃厚な豚骨スープに、目一杯煮出した昆布の独特な味わい、なにがしかのスモーキーな印象も受け、そこに強めの醤油ダレという、インパクトはある構成。既存の豚骨醤油とは一線を画し、過剰な重みはないけれど。

 麺は中太やや縮れたもの。適度なごわっと感で存在感あり、濃厚スープとの相性は良い。チャーシューは脂身やや多め、噛み応えあり。太めのメンマ、荒めに切られたネギもスープに合います。

【総評】 再訪はないですが、「玉」ブランドに過度な期待をしなければ、それなりに面白いかと。☆☆☆☆☆☆(6.0)

博多ラーメン よねちゃん@御徒町

 この場所も良く入れ替わるよね。ぶっちゃけ人通り自体が少ない気がしますが、「恵泉」→「壱Π」と、「一風堂」の近くでなぜか競合しそうなタイプの店が続き、今回もまたその系譜。「博多ラーメン よねちゃん」さん。ただし、中州の名店の味に惚れ込んだ店主がその味の復活を目指したとのことで、今回は本気度が違いそう。

【実食メニュー】 ラーメン(¥700)
 「カタ」で注文。しかし、この価格設定の強気さといったら。

【感想】 豚のげんこつを炊き込んだというスープは、白濁せず粘度も低くさらっとしつつも、あっさりの中に豚骨の旨みがしっかりと引き出されたもの。そこらのチェーン店のシャバシャバしたものとも、いたずらに粘度を高めた東京独自の濃厚豚骨とも一線を画す本格派。

 麺は低加水の細ストレート。ボキボキした食感で申し分なし。バラチャーシューは小ぶりですが、味付けしっかりで柔らかい。キクラゲも安物ではなく、小気味よい食感。

【総評】 マニア的に評価が高いのは分かるのですが、この味は商売的にはどうなんでしょう。☆☆☆☆☆☆☆(7.0)

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