三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

らぁめん(荒川区)

RAMEN 1/20(ラーメン 二十分の一)@東尾久三丁目 外

 つけ麺博に何十分も並ぶくらいなら、さほど並ばずにちゃんとしたお店で美味しい1杯を食べたい。第2陣も3軒が限界。何故こんなに客が増えたんだ。そんな思いの中気になった新店は、都電の東尾久三丁目が最寄り。何処で乗り換えようかと思いましたが、町屋から十分歩ける距離でした。「RAMEN 1/20(ラーメン 二十分の一)」さん。

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【実食メニュー】 芳醇鶏だしらーめん(塩)味玉入り(¥790)
 醤油味がこれからということで、オープン当初は塩1本。

【感想】 ほんの少し濁りのある丸鶏ベースのふくよかなスープに、ふわっと魚介の香りが口中に広がります。いわゆる淡麗系ですが、あっさりで終わらず奥行きを感じさせるもので、塩ダレも角が立たず油も控えめで好印象。

 麺は三河屋製の細ストレート。しなやかで啜り心地は良好、適度なハリとコシがありスープの絡みも程良く美味しいです。チャーシューは鶏と豚の低温調理タイプで、どちらも肉の旨みを閉じこめつつジューシーに仕上がり旨い。穂先メンマも素材よく味玉も適度な半熟加減。

【総評】 突出した個性はないながら、随所にこだわりを感じる評判通り納得の1杯。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)

ラー麺@馬賊・日暮里

早く帰れるのはいいけれど、あまりに早く解放されてしまうと夜の部営業がまだ始まっていないというオチ。未訪の「一代」は中休み中で、「ぶらり」の鶏白湯、というのも無理で、仕方なく「馬賊」。

比較的珍しい手打ちのラーメン店で、麺を回しながら延ばしていくあのパフォーマンスが見られますが、大船に20年以上も住んでると、子どもの頃からよく見てた光景ではあります(食べたこと無いけど)。

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連食予定ですから、ノーマルなラーメン以外に選択の余地はありません。頼んだら2分くらいで出てきました。

うどんのような麺を想像していたのですが、もっと歯応えがあってかつ歯切れは良く、みっしり詰まっている感じ。小麦の香りはとってもいい。通常のラーメンの麺とはまったく異質だけど、好きかといわれるとそうでもない。

この店では麺の美味しさを味わうためにはつけめんを食わないといけないらしいけど、ラー麺は筆頭の基本メニゥなのだからそれが旨くなければ。

最近8つ星以上を連発していたので、このスープがあまりにみすぼらしく感じられました。もともとかなり薄めの鶏ガラスープにやや濃いめのお醤油、あとはやたらと調味料をつぎ込んだ感じで、ラーメン屋のスープとは異質な中華屋っぽい感じに仕上がっているものの、何のコクもない。

具のチャーシューがやらかめなのは意外でしたが、ワカメなんて完全に不要だし、麺だけがどんなに旨かろうともどうにもならない。☆☆☆☆(4.0?)

坦々つけ麺@桃天花・三河島

しばらくは縁がないお店と思っていたのですが、いろんなことが重なって行ってきました、「桃天花」。話題の「麺処 夕」の営業日を間違えてたのから始まり、日暮里で未訪の「一代」や2年ぶりの「葵」「のぶ工房」に気乗りせず、タウンページで「麺彩房」の住所が西日暮里だったから歩いてみたら、長期休業中?三河島なんて地名が出てきて、三河島といえば「桃天花」じゃないかと闇雲にJRの駅を目指したら、うまいこと発見。

もちろん、看板メニゥの「坦々つけ麺」を230グラムの並で。いや本当に旨いです。まずね、動物系のベースがとにかくしっかりしていて、魚介系の香りもふわっと立ちのぼってくる。表面だけ取りつくろったような安易な坦々麺が多い中で、通常のラーメンも絶対美味しいだろうと思わせるだけの土台を持っています。

くどい甘さが全面を覆うような市販の胡麻ペーストなども使わないから、スープを殺さずに胡麻のいい香りだけが際だつんですよね。山椒なども実に品よく香ります。急いでいま4月放送の「裸の少年」を観返したのですが、胡麻ペーストもラー油もお店ですごく丁寧に手間ひまかけて作っておられて、これだけの細やかさが結集して初めて、これだけ素晴らしい作品ができるのだなぁ、と帰宅してあらためて感動しました。

麺は安心の開化楼のチーメンの平打ち縮れ。つけダレの持ち上げもコシも香りもいいですよね。カラス氏のブログはずっと拝見してましたが、一つのブログがきっかけで、無名店がわずか3ヶ月のうちに、最も影響力がある番組に取り上げる注目店にまで変貌してしまうんだから、ブロガーと愛好家の底力ってすごいな、と。

つけダレが本当に美味しくて、スープ割りやごはん投入はやめました。具は個人的に満足ではないのだけど、どうでもいいこと。これで?650という価格は本当に頭が下がります。☆☆☆☆☆☆☆☆☆(9.0?)

鶏そば/鴨つけめん@ぶらり・日暮里

ネットでいま話題の新店といえば筆頭はこちらでしょうか。GW中に食べたのに、アップが遅れてしまいました。日暮里の「ぶらり」さん。「きび」の新ブランドで、鶏を主役とするお店とのこと。

日暮里の駅前でありながら、路地裏の一軒家という面白い立地。周りの一般住民の方々とトラブルにならないといいですが。内装は日本蕎麦屋風で、座席間隔にもゆとりがあり、居心地のいい空間。初めてなので筆頭メニゥの「鶏そば」。

思った以上に濃厚ですね。写真などからは鶏油でうまくまとめる感じを予想していましたが、鶏のうま味がギュッと凝縮された、密度の高い一杯。後半になるとちょっと喉が渇く感じ。澄んだスープながらも鶏の主張が強く○。

これに合わせる麺は意外にも、もちもちっとした中太麺。清湯系のラーメンには細麺が一般的でしょうが、この濃厚なスープだと納得できてしまいます。

具はすごくセンスを感じます。まず山くらげの食感が絶妙なアクセントになっています。チャーシュー代わりの鶏肉も素材がいいからでしょうか、予想を裏切りジューシーで旨い。白髪ネギや糸唐辛子もスープとの相性がよく考えられてます。

これ以上濃厚という「鶏白湯らーめん」はちょっと警戒しますが、次は「鴨つけめん」を食べに来てみたい。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)。


※6月再訪追記

先日「きび」本店の店員さんに、「ぶらり」はスープが違うから同じ鴨つけでも味が違うという話を聞き、早くも「ぶらり」再訪と相成りました。5月の限定メニゥと聞いていましたが、「ぶらり」ではどうやらレギュラーで残るようですね。

店員さんのおはなしでは、スープ割りをしたときに特に違いがわかるとのことでしたが、つけだれそのままの時点でも十分伺えますね。こちらの方が鶏が主役のスープということもあって、よりボディがしっかりしているというか、日本そば屋の鴨せいろとは一線を画す、厚みのある支那そば屋のつけだれですね。

具も変わっています。「きび」では鴨せいろと同じ長ネギだったのが、「ぶらり」らしく山くらげに。こりこりした食感がいい。また鴨肉の形状も違い、こちらではサイコロ大のがごろごろ入って、食べやすく脂身も少なく満足度は高め。麺はおそらく同じです。

最後に楽しみにしていたスープ割りですが、こちらは「きび」に軍配というか、若干薄まりすぎてしまったのか、劇的な変化は味わえませんでした。ちょっと残念。次は鶏白湯を食べに再訪します。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)

手造りラーメン 鶴@鶯谷

ごほんネタが溜まってますが、短時間で書きやすいラァメンネタで失礼します。六義園にお散歩に出かけた帰り、今度こその思いで千駄木「TETSU」さんに向かったのですが、今回は何と定休日。ふにゃああ。

で、何で鶯谷になるのかよくわかりませんが、とにかく行ってきました。「手造りラーメン 鶴」さん。そこそこ名の知れた店ですが、外観はいかにも町のラーメン屋という感じで、危ないかしらんと思って席につきましたら、案の定でした。

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スゥプひと口目には独特のショウガの香りがすぅっと入ってきまして、おっ、と思わせますが、あとは何だかうっすいパッとしないスゥプで、すぐに飽きてしまいます。カウンターに揚げネギと揚げにんにくのフレークが置いてあって、これを入れるとなかなかいけるんですが、デフォルトではちょっとね。

手打ちらしい麺は細ストレートですが、どんどん伸びてくる感じで、うっかり大盛にしてしまったおかげで、そうめんを大量に食わされてるみたいな。メンマがいやな臭みのない自家製だったり、それなりにいいところまでは行ってるんだけども。

峰竜太お勧めの店とかいう話ですが、もう二度と行くことは無いだろうなぁ。遠いし。

麺や葵@日暮里駅前(閉店)

あら、柾木評判がいいんですか……確かにね、早く帰りたくて具なんてロクに味わっちゃないですが、とにかく麺とスゥプは×でしたよ。まぁ味覚は色々。たとえば、「こい味、超こってり、ニンニク1片ぶん、たれ2倍、かため」、しょこたんの一蘭の定番らしいですが、これあたしにとっては食い物じゃないです。一応比較として、ここであたしが感心したつけめんの新店を紹介しときますか。

正確には新店ではないですが、最近駅前に2店舗目ができました、日暮里の「麺や葵」さんです。「のぶ工房」に伺ったときに発見して連食しようかと考えた末、思いとどまったお店。こちらも狭くて横に長いカウンターのみの店舗ですが、椅子から違うんです。回転式の椅子ですが、人が座ってないときは背もたれがカウンターの方を向いて止まるようになってます。座りやすく立ち上がりやすい。

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さて、つけめんですが、1杯1杯に手間ひまかけて作っていて、それらがしっかり味に反映されてるのが嬉しいです。まずね、いきなりイワタニのミルサーが出てきたと思いましたら、そこに入れましたのは白胡麻に加えて宗田節。つけだれに入れる魚紛を、一食一食挽いてるんですね。

つけだれはいわゆる動物系と魚介系のダブルスープですが、酸味と辛みは弱く、醤油だれの中で魚介ダシの旨味が引き立ちます。魚粉効いてますね。昆布つけ酢というのが、さっぱりといただけるポイントのようです。玉ねぎの甘さも良いアクセントになってます。

チャーシューは、直前に七輪で炙ってから出してくれます。これが決してパフォーマンスで終わらず、炭火焼の香ばしさを楽しめます。麺は中太ストレートで、十分なコシがあるのですが、気持ち堅すぎるかなぁ、という気もします。スゥプ割りの時に薬味のネギを足してくれたりと、こまかい心配りもいいですね。つけだれの温度の低さは特に気になりませんでした。

石神氏が最新の本で注目店に選んだというだけあって、まぁ納得の旨さでした。何故にここまで空いてるのか、不思議なところです。

のぶ工房@日暮里

随分食べてから時間が経ってしまいましたが、味は印象に残ってるんで何とか書けますわ。お代以上の価値があるラァメン屋シリーズから、日暮里の「のぶ工房」さんです。

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ここのところ、神無備だとか池之端松島だとか、上品な正当派の醤油ラーメンばかり食べてましたから、個性的な味に出会うのは嬉しいですね。今回は「のぶ玉ラーメン」?650をいただきました。

ベースになるスゥプは大変複雑なお味で、旨いながらも何か一つの味が際立っているということはないのですが、豚骨・鶏ガラ・鰹節・鯖節・昆布とあらゆる食材でダシをとってるらしいです。醤油の香りもけっして強くはなく、全体をまとめ、かつスゥプにインパクトを与えているのは、表面に見えますネギ油と大量の焦がしネギなんです。やや力技の感はありますが、揚げネギの香ばしさと甘さが際立ち、くせになりそうなスゥプに仕上がっています。

麺は中太縮れの玉子麺で、ほどよいぷりぷり感が美味しいですし、味玉もしっかり味の入った半熟で、食べる価値ありです。

お店は無味乾燥な外観で中もみすぼらしく、およそ旨いラァメンを出す店には見えないのですが、わからないものですね。決して上品な一杯を出す店ではありませんが、隠れた名店と呼ぶに値する水準だと思います。
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