三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

らぁめん(小田原市、南足柄市、箱根町、湯河原町)

中国料理 桂山@和田河原

 先般、大雄山線に乗りに行った際の和田河原2軒目。幹線道路からわずかに引っ込んだ場所にあり、駅方面から向かうと見つからず、焦ってしまいました。「中国料理 桂山」さん。まず地元の人しか来ないだろうという外観ながら、ネットレビューが意外とあります。

【実食メニュー】 モヤシ坦々麺(¥750)
 メニューに一番人気だと明記されているこちらに。

【感想】 ほんのり甘め、あっさりした味噌スープに胡麻の香りがふわっと香る、なかなかに味わい深い1杯。最初こそピリッと来ますが、辛みの要素はほぼ無いと言って良いかと。担々麺かと言われると疑問ですが、芝麻醤のべっとりした甘さではない、胡麻の香ばしさを前面に出したスープはしっかりコクがあり、物足りなさは皆無。

 麺は平打ちの手打ち麺。小田原系とはまた違うもっちり感と程良いコシで、スープの持ち上げも良好。モヤシを中心に、ニラ、キクラゲ等やや甘めの味付けで挽肉と炒められた野菜もシャキシャキで美味しい。

【総評】 初体験の味わいで美味しかったです。こういう地元で愛される味を、自分の偏った好みだけを理由に貶める人間というのは、なんと愚かなことか。☆☆☆☆☆☆★(6.5)

大幸@和田河原

 連休をだらだら過ごすのも何ですから、普段絶対に行かないエリアへ。30年くらい前に乗ったことがあるらしいのですが全く記憶にない大雄山線に乗ってみたくて、南足柄市で初ラーメン。銚子電鉄や竜ヶ崎線みたいなものかと思っていて、本当に申し訳ありませんでした。単線だけど電化されているし車両はきれいだし、何より12分に1本という運転間隔が有り難い。


 目指すは有名店が2軒ある和田河原駅。1軒目は「大幸」さん。駅を降りたら西の方向に歩き、「力太商店」といういたずらに目立つ外観が五月蠅いラーメン店を見つけたら、そこを左折です。こぢんまりしたお店は地元の方で大人気、やってて良かった。


【実食メニュー】 上しなちくちゃーしゅーめん(¥1000)
 いわゆる小田原系ルールが発動したわけではないですが、ネットで見る限り、上しなちくを食べないと意味がないな、と。

【感想】 鶏ガラ豚骨ベースのスープは動物系の旨みしっかりでボディは厚め、油感も適度であっさりにもこってりにも振れすぎず。小田原系とは系譜が違いますが、濃度的にはエリアの好みを意識しているのかな、そこに魚介をバランス良く利かせてくるのがオリジナル。タレはほんのり甘めで、完成度は非常に高いです。

 麺は小田原系っぽい平打ちピロピロの中太麺。定番の室伏麺と比べると噛み応えやコシが強めで、こちらの方が好み。外せない上しなちくは、ビジュアル的に「奇珍」のあれです。「奇珍」に比べると少しだけ歯ごたえがあって、甘さだけでなくほんのり辛味あり。これは絶品。肉の旨みをしっかり閉じ込めたチャーシューもジューシーかつ適度な噛み応え、こちらも旨い。

【総評】 今年のベストの1杯だし、神奈川県のラーメンでも屈指の美味しさ。本当に来て良かった。☆☆☆☆☆☆☆☆★(8.5) 

麺家 ゑびす@小田原

 小田原の新店。訪問を果たせぬまま短命閉店した「匠」というお店の跡地らしい。駅から歩くと、市民会館や裁判所の先。1号線沿いですが、まあ遠いこと。事前情報何もなし、時間とお腹に余裕があったので、来てみました。

【実食メニュー】 ゑびす醤油ラーメン(¥650)
 券売機左上から。あっさりとこってりのスープがあり、あっさりの方です。

【感想】 蘊蓄では、大量の昆布、しいたけ、カマスの炙り干し、タラを干した物、ベースが御殿地鶏とのこと。どこかで一度同じ味に出会っているのですが(おそらく小田急線沿線のお店です)、クセが強すぎて全く受け付けません。鶏と乾物がぶつかり合うとこういう感じになるのかと勝手に思っていますが、ダメでした。

 麺は多加水中太ストレート。国産小麦100%で特注の熟成麺とのことですが、ぶよぶよして弾力ばかりが際立ったもので好みを外れます。チャーシューは適度に噛み応えあるもの。海草類はスープの雑味を増すばかり。メンマはおよそ素材にこだわった店とは思えないもの。

【総評】 一切が口に合いませんでした。

麺や青龍@鴨宮

 鴨宮駅近辺に未訪店が溜まってきたので、まとめて消化。まずは駅に近いところから、小田原系だという、「麺や青龍」さん。ネット情報では禁煙店ではないようなので非常に不安だったのですが、お昼を少し外したらそもそもお客さんが誰もいなくて、助かりました。

【実食メニュー】 ラーメン(¥700)
 連食予定のため、ワンタンメンを食する自主ルールは放棄。

【感想】 見た目はまさに小田原系。無化調で小田原系を作るという非常に新しい試みは、なるほどその通り。豚骨の臭みなし、焦げ臭なし、化調味なしと、小田原系をとことん上品に仕上げた1杯は、タレは適度にビシッと利いて物足りなさはないのですが、ジャンクさこそ小田原系の魅力という人には響かないでしょうね。

 麺は中太平打ち縮れのピロピロ麺。小田原系王道の「室伏製麺の平打ちをさらに引っぱって伸ばしたもの(?)」にかなり近い気がします。チャーシューは巻きバラで柔らかく仕上がっています。モヤシや三つ葉の食感も良く、メンマの質も悪くない。

【総評】 個人的には好きですが、「いしとみ」のお膝元ではこういう味は難しいのでしょうか。☆☆☆☆☆☆★(6.5)

つけ麺 来い家@小田原

 開店当初は、このエリアでは非常に珍しい濃厚豚骨魚介のつけ麺店として話題になったお店。近時は「超濃厚つけ麺」なるメニューが話題になっているらしく、久々に再訪。

【実食メニュー】つけ麺/超濃厚つけ麺(¥750)
 初訪時に通常のつけ麺、再訪で超濃厚をいただきました。

【感想】 [つけ麺] ごくごくスタンダードな豚骨魚介。それなりの動物濃度で過剰な脂感が無く、タレも甘さ控えめで基本的には好みの味。デフォルトで魚粉をどっさり入れてしまうのがもったいない。小細工しない方が美味しいのに。

[超濃厚] 粘度だけは極限まで上げているのだけど、骨の旨みが強まった印象が全くなく、妙にさらっとして奥行きを感じません。またも大量魚粉投入で、これがタレにさっぱり馴染まず、なんだか意図がよく分からない。

 麺は存在感のある太ストレート。むっちりとした食感、強いコシ、風味の良さで、濃厚つけ麺とは無難な相性。「つけ麺」のチャーシューは角切りタイプ。柔らかく美味しい。「超濃厚」の方はなぜか豚バラ肉。量はたっぷりながら、必然性は感じず。

【評価】 食べるメニューにより印象が全く異なりました。
つけ麺 ☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)
超濃厚つけ麺 ☆☆☆☆☆☆(6.0)

しあわせ中華そば食堂 にこり@湯河原

 「飯田商店」のセカンドブランドが、「ガキ大将」の跡地にオープン。「ガキ大将」がFC店から独立してリニューアル、というのが正しいのですかね。小田原系のラーメンが食べられるとのことで、早々に訪問。「麺屋 光 KOU」との連食を狙ったのですがそちらは臨休で、近隣3店も既訪のため、ここまで来て1軒で帰る羽目になったのは想定外。

【実食メニュー】わんたんそば(¥880)
 小田原系に来たら、ワンタンメンを食べることが望ましい、というのが個人的な決めごと。煮干しのスープも用意されています。

【感想】 濃いめのお醤油味がガツンと来るタレに、厚めのラード、三つ葉の香り。小田原系の肝は押さえつつも、きっちり旨みを引き出しながら臭みは控えた清湯系豚骨スープで上品な仕上がり。過剰にジャンクな部分をそぎ落とした、進化した小田原系。旨い。

 麺は中太の平縮れ麺。ぴろぴろと面白い啜り心地ともっちりした食感が共存し、香りもスープの持ち上げも良く、美味しい。ワンタンはなめらかな皮に餡がしっかり詰まり、本場よりは控えめな味付けかつジューシーで絶品。チャーシューは敢えて噛み応え重視かな。

【評価】 電車だけで片道1時間以上の価値はありました。いつか煮干し味も食べに来なければ。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)

鉤椰(かぎや)@小田原

 小田原に突如現れた新星。私にとっての永遠のベスト1である「味壺」があった場所の至近に、この水準の店ができるとは。店内はゆったりしたダイニングバーの雰囲気、広々と空間を贅沢に使い、この居心地の良さは「鏡花」や在りし日の「ちゃぶ屋」を超えます。ラーメン専門店で肘掛けのある木の椅子で食べられるというのは、そうそうないこと。

【実食メニュー】 三の丸セット(¥1100)
 デフォルトが「鉤椰」と「二の丸」で、違いはおそらく、具が鶏そぼろ(前者)か焼豚(後者)か。両方入っているのが「三の丸」で、野菜餃子がついているのがセット。野菜餃子も看板とのことで、フルチューンにします。

【感想】 鶏のうまみの凝縮感に、野菜由来と思われる深いコク。タレは必要最低限の塩味で、素材の味わいでいくらでも飲ませるスープ。滋味深いとはまさにこのこと。「味壺」以来の衝撃かという究極の1杯。無化調という言葉を今でも好意的にとらえている方、絶対に気に入ります。

 麺は中細のストレートで、あまり癖や特徴のないもの。ハリとコシはしっかりとして、スープとの相性は良好。具の鶏そぼろはほんのり生姜が利いて、スープの良いアクセント。味玉は半熟具合、味付けとも良し。さらに特筆すべきはチャーシューで、ジューシーな食感、表面の焼き加減、肉の旨味の閉じ込め具合と完璧。

 野菜餃子は、しっかり下味がついてそのままいただけます。ニンニクの臭みがなく、具材はジューシー、皮のもっちり感と十分に満足。

【評価】 さらに美味しい麺があるような気もします(平塚のカオリ麺とか相性がよさそう)ので、なお進化の余地はあるかもしれませんが、年間ベストは確定かな。とてつもなく旨い。☆☆☆☆☆☆☆☆☆(9.0)

背脂醤油ラーメン まる星@鴨宮

2013年38杯目

 鴨宮の新店。11時オープンに合わせて訪問したら、本日は11時半からとの張り紙。こっちは所要時間を計算して、ちょっとルーズな店である可能性も考えて11時5分過ぎくらいになるように到着してるのに、一瞬でぶちこわすのがラーメン店クオリティ。なお、ネット情報では食べログ含め、店名間違いが多数。「背油」のはずがないですよね。

【実食メニュー】 味玉ラーメン(¥590)
 ラーメン490円を店頭で謳っておいて、メニューの筆頭が味玉入りという。そんな姑息なことしなくても、空気を読んでワンコインで帰ったりしませんって。全体にオペレーションが悪いというか、店員が多すぎる気が。

【感想】 「ますたに」なんかを意識したような背脂の浮いたスープ。すっきりした清湯スープに濃いめのお醤油味に唐辛子がぴりっと利いています。背脂の効果は量の割にさほどでもないか。小田原宿場町の「まるぼし食堂」のセカンドブランドとのことで、そつなく仕上がっているな、とは思いますが、特筆すべきものもないか。

 麺は細ストレートで、自家製麺だといいます。滑らかでざくざくっと歯ごたえがあり、いただきやすい。チャーシューは柔らかく仕上がり、なかなか。メンマ、味玉も無難な出来かと思います。ネギが九条ネギだと嬉しいのだけどな。ネギラーメンがないのも不思議なところ。

【評価】 ☆☆☆☆☆☆★(6.5)

アレンジセット@鴨宮

2013年37杯目
 鴨宮の新店を訪れるも、11時オープンのはずが、本日は11時半からとの張り紙が。こちらは完璧に時間を合わせて訪問しているわけですが、ラーメン店なんてどうせこんな商売だと諦めて、先に近場で見つけておいたお店へ。

【実食メニュー】 らーめん(醤油)+半チャーハン(¥900)

【感想】 ネットに数あるレビューらしきものをいくら読んでも、味のことがなにひとつ分からなかったのですが、町の中華屋のそれを超えていますね。最初に香味野菜と魚介の香りがふわっとやって来て、食べ進めるとガラのコクがしっかり感じられるようになる正統派の醤油味。タレの醤油の香りも良く、適度に塩気もあってバランスのよい味わい。

 麺は中細縮れ。固めの茹で加減でハリもコシもしっかりして美味しいです。チャーシュー、メンマも臭みなどはなく、悪くない。セットにしないとやや寂しいかな。半チャーハンは、味付けがやや控えめ、ご飯のぱらぱら具合も程々で、こちらは町の中華屋標準といったところ。かまぼこが入っているのが「らしさ」か。

【評価】 30年近く続いているというのも頷ける味わい。☆☆☆☆☆☆★(6.5)

味の大西 小田原店@小田原/緑町

2013年23杯目
 「お堀端古書店」という古本屋目当てで小田原に来たのだけど、未整理本の通路への溢れ具合が私の耐えられる限界を超えており、探索を断念。一度こうなると、貴重な本が山の下にあっても腐る一方ですよね。残念。

【実食メニュー】 ワンタンメン(¥900)
 小田原系に来たら、ワンタンメン。

【感想】 今まで食べた小田原系の中で、もっとも「らしさ」を感じさせないスープ。豚臭さがない、醤油が強くない、焦げ臭くない、化調が強すぎない・・・要するに美味しい豚骨ベースの醤油ラーメンです。ゆずの香りが結構利いています。

 麺はおなじみの平打ちピロピロ麺なのだけど、いつもの室伏製麺の麺よりも、生地にずいぶんと厚みがあるように思えます。ネットで調べると、小田原系の店では室伏の麺を店でさらに延ばして使用しているらしい(ホントかな)ので、もしかしてこれがデフォルトなのでしょうか。

 ワンタンは、大西らしい餃子タイプの大ぶりのもので美味しい。チャーシューはおなじみ濃いめの味付けながら、量は少なめ。メンマは柔らかく独特の甘い味付けで好み。三つ葉も定番。

【評価】 ☆☆☆☆☆☆★(6.5)

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