三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

らぁめん(葛飾区)

ラーメン燈郎@新小岩

 今年の食べ歩きも大詰め。昼外出で新小岩に立ち寄れることに気付き、ダメ元の「一燈」はさすがに午後2時でも行列が長すぎ、どうせ未訪ならこちらでも、と外待ち4名にとどまる「燈郎」さんへ。

【実食メニュー】 つけめん・並(¥830)
 連食で二郎系は危険ですが、つけだったら300グラムくらい入るかな、と。

【感想】 全く二郎系ではないつけダレ。乳化し粘度が高い割に、臭みも脂っこさもないきれいな濃厚豚骨。魚介風味はタレの方に含まれているのかな、ほんのり香る程度で、いわゆる豚骨魚介に属しながら品の良い味わい。幸い麺の方に添えられていて助かりましたが、生ニンニクは全然合わないです。

 麺は太ストレートの自家製麺。みずみずしく、粘度の高いつけだれは思い切り絡みますが、むっちりとしつつもコシは適度で歯切れも良く、食べ進めやすいです。野菜は茹で加減がいいあんばい。チャーシューは巨大ながら柔らかく甘辛い味付けで食べやすい。

【総評】 人気店はさすがのハイレベル。二郎系のつけ麺だと侮っていたら、いい意味で裏切られました。☆☆☆☆☆☆☆☆★(8.5)

麺座でん カツシカン!@金町

 滅多に来ないエリアなのだから、お気に入りの「金町製麺」にでも行けばいいのに、未訪店があるならそちら優先、という思考になるのがコレクターの愚かなところです。本店が越谷にあることも知ってますし、2012年にこちらがオープンしたことも覚えていますが、魚介豚骨とのことで惹かれなかったのです。「麺座でん カツシカン!」さん。

【実食メニュー】 あつもり(¥750)
 自家製麺とのことで、つけの方が良いかなあ、太麺だったらあつもりの方が美味しく食べられるかな、とか考えたら。

【感想】 いわゆる「またおま系魚粉豚骨」だろうと思っていたのですが、どちらかというとスープがさらっとして、甘みと酸味が思いっきり強いタイプのつけだれ。魚介風味はほぼマスキングされて、あまり得意じゃないんだよね。ただ、つけだれにレモンが浮いていて、これが意外と効果を発揮、柑橘系のさわやかな酸味で、思ったほどくどくないのが好印象。

 麺は中太ストレート。表面がざらっとして茹でむらがあるように思えたのは、あつもりなのがいけなかったか。コシも風味もそこそこなのですが、自家製麺なりの良さが感じられませんでした。具は全く印象に残らず。割スープがあっさりと濃厚を選べるみたいでしたが、タレが好みで得ないのでスルー。

【総評】 おそらく、「らーめん」選択が吉だったと思われます。☆☆☆☆☆☆(6.0)

麺屋 いっちゃん@金町

 久しぶりに松戸でのお仕事。松戸のラーメン店は「とみ田」を除いて概ね訪問済みのため、休日に敢えて訪問したいエリアでもない亀有、金町近辺を帰路に訪問できるのが嬉しいです。今回はちょうど金町に新店情報あり。「麺屋 いっちゃん」さん。


【実食メニュー】 とんこつ(¥700)
 デフォルトメニュー。替え玉かトッピングが無料らしいのですが、自分で言うのも卑しいですし、何も訊いてくれませんでしたので、積極的には注文せず。

【感想】 ジャンル的には豚骨魚介に属するのでしょうが、しっかり濃度のある品の良いまろやか豚骨スープが主役で、魚介風味は豚骨を引き立てる側という印象。非常にバランスが良くて臭みやくどさもなく、タレに少しばかり尖りがある程度で、オープン直後にして完成度が高いです。

 麺は中細ストレート。パツンとした食感にして自家製麺、打ち立てなのか香りがとても良く好みです。連食でなければ替え玉もアリだなあ。チャーシューは柔らかく、その他にサイコロ状の豚皮が入るのは個性的。刻み玉ねぎがスープと好相性。ほうれん草もしゃっきり。

【総評】 派手さはないですが、非常に気に入りました。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)

白湯麺@麺屋 なごみ・青砥

普段は、新店には評価がだいたい出そろった頃に伺うことが多いのですが、千鳥町の「みしま」の関連店だということで、これは確実であろうと開店4日目での訪問。青砥の「麺屋 なごみ」さん。行先表示では馴染みのある駅ですが、京成線でここまで来たのは初めて。

青砥駅の高架下が「ユアエルム」という細長い商業施設になっており、その5番街と6番街の間から出て、比較的広めの道に出ると看板が見えます。店内はL字型カウンターのみ。座りやすい椅子が嬉しいです。メニューはあっさり/こってりの2系統。後者から「白湯麺」を選び、味玉を追加しようとしたら、デフォで半玉入っていることを教えてくださいました。この気遣いも嬉しい。

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表面が少々泡立ち、きれいに乳化したスープは、とろっとしていながら過度な重量感はなく、鶏の旨みだけが凝縮されたもの。鶏白湯で醤油というのは初めてでしたが、クリーミーなスープと喧嘩し合うことなく、互いを引き立てている印象。みじん切りにしたネギの食感もよく合いますね。

麺は三河屋製麺のややウェーブがかった中細麺。あっさりのメニューと同じ麺なのでしょうか、このスープに対してはやや細い気もしますが、適度なハリとコシのある麺で、決してスープに負けることはなく、香りも良いです。ただ、もう少し太めの平打ち麺でも食べてみたいところ。

チャーシューは脂身が少ないながらも柔らかく仕上がり、味玉ははっきりとしたお醤油味。メンマは穂先。小松菜のシャキシャキした食感もいい。

若い店主と奥様(?)の接客も丁寧で好感が持てますし、地元に根付くことは間違いないかと思います。あっさりの「支那そば」「塩そば」も食べてみたいですが、ちと遠いですね。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)

旨塩つけ麺@麺食堂X・京成立石

前回、「けんけん」とセットでの訪問を予定していたのですが、昼営業で麺終了とのことで断念した「麺食堂X」さん。行列店ならば、と開店と同時の初回ロット狙いで20分前に着くと人影無し。さすがに恥ずかしいので5分ほどうろうろしてると、一番客の姿が。

こいつは店の前で喫煙をし店の前の路上に吸い殻を捨てるゴミだったのだけど(後にこのゴミが常連客と判明して衝撃を受ける)、その後どんどん増えて、開店時には20人近く並んだだろうか。

「馬賊」と同じく、生地を伸ばしてくるくると回し、板に打ち付けるパンパンという音が店内にこだまする。その間お客は各自の卓上に置かれたジャスミンティーを楽しむスタイル。注文は看板の「旨塩つけ麺」を無料の「麺多め」で。

たしかに過去に一度も食したことの無いタイプの麺で、誰もが衝撃を受けるはず。圧倒的ななめらかさとのどごしの良さ、ソフトな口当たりにしてコシは強く、何より水から引き上げられ皿に盛られてもなお、あたかも水の衣をまとっているかのようなみずみずしさは、打ちたてのなせる技なのでしょう。

「手延べ」であって生地を切断する作業を経ていないが故なのか、口の中に入ると「麺」の1本1本の感触がなくなり、もっちりしてみずみずしい一体の食べ物であるかに感じられるのも、新鮮な驚きだった。

つけダレは非常にシンプルで、スープ割りせずともいただけるようなさっぱりしたもの。白濁したライトな豚骨ベースのミルキーなスープに、ニンニクの香りを強めに効かせています。

あくまで主役は麺なのだから、過剰な味付けはせず、粘度を高めて必要以上にタレを絡ませる必要もないということなのでしょう。それでも、単独で飲んでみても非常に旨い。

具は青菜、メンマ、卵、いずれも素材の味を活かす控えめな味付けで、まさに名脇役。逆につけダレに入っていたチャーシューは印象に残らなかった。

再訪するかは別にして、「手延べ」とはかくも機械製麺とは違うものなのか、という衝撃を受けました。2時間近くかけても食べにいく価値はあります。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)

けんけん香麺(セット)@麺・粥 けんけん・京成立石

このお仕事に就いてしまうと、なかなか厄介なのが夜営業のみのお店。土曜の夜に遠出するのもどうかと思いますが、都内の名店はひと通り押さえておきたいもの。立石の「けんけん」さん。

開店時間ちょうどに着くと、待ってるお客がひと組。その後もぽつぽつ入ってくる。今も人気店のようですね。麺と粥の店ですから、礼儀として「けんけん香麺」のセットを。粥は連食向きではないけど。

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動物系に椎茸、昆布と各種魚介の乾物を合わせるという基本のスープは、複雑な旨みを醸すようなものではなく、清湯系で非常にすっきりしてます。

そこにニンニクが効いた香味油やニラキムチなどの具を乗せてくる。ベースがさっぱりしてるだけに、色々と加えてもくどい印象にはならない。

ひとつだけ言わせていただくと、ニラキムチの生の豆板醤の味がきつすぎる。スープに少しずつ溶かせばいいのかも知れないけど、具としてそのままは食えない。

麺は中太ストレートで、表面が滑らかでつるつると喉越しがいいもの。ラーメン店よりも中華料理店寄りのスープなので、相性はいいと思います。

具は野菜類以外はきわめて普通のラーメン仕様。丸バラのチャーシューは味がなく可不可無し、メンマは既製品で臭みがあり、最後の詰めが適当に感じました。

中華粥は鶏ベースのスープに貝柱の香りがよく出ているもので、期待通りにして予想通り。麺だけでもいいかな。

☆☆☆☆☆☆★(6.5+)

もぐめん 赤@ら?麺 もぐや・亀有

23区を手広く回ってみたいなぁ、と足立区に絞って亀有に来てみたのですが、駅周辺は葛飾区なんですね。「こちら葛飾区?」っていうくらいだから当然なのですが。新店特集雑誌には結構載っていた「もぐや」さんへ。

駅から常磐線沿いに綾瀬方向に歩くのですが、東部地域病院に出る手前で右折して路地に入る。駅前だが目立ちにくい。男性二人、しかもご主人は元プロボクサーといいますが、アットホームな雰囲気と木目調のゆったりした店内がなんとも心地よい。夫婦で来ている方が多いのも頷けます。

店名を冠したメニゥということで、初訪問ながら変則の「もぐめん 赤」を。いわゆる坦々麺なのですが、胡麻の代わりに落花生のペーストを用いているのが特徴。

最近は四川料理店の坦々麺にハマってしまい、胡麻ペーストの似非坦々麺なんて願い下げなのですが、落花生だとグッと変わりますね。あのネットリした舌にまとわりつく気持ち悪い甘さは皆無で、素材の香りを活かしつつ自然な粘度と甘みで、さらっとした仕上がり。

そこにラー油が相応に加わりますが、坦々麺というよりも寧ろ、油っこさ・塩辛さのない味噌ラーメンという第一印象を抱きました。「もぐ和え麺」という汁無しバージョンも気になるし、辛さを抜いた「白」も予想が付かない。

麺はさくさくっとした小気味よい食感の細ストレートで、これは通常の醤油ラーメン仕様でしょう。さすがにスープの絡みがもう一歩に感じたけど、麺自体が美味しいので十分に食べられます。

チャーシューはやらかく、少し肉の味が抜けてるのが惜しい。メンマも穂先を使うこだわりぶり。こちらもちょっとだけ塩辛いかな。本当に細かい話です。

お店を出るときにはわざわざドアを開けてくれるなど、接客もきめ細やかで素晴らしいお店。地元の人に愛される、息の長いお店になってほしいです。

☆☆☆☆☆☆★(6.5+)

味玉醤油らーめん@中華麺屋 まんまる・四ツ木

当ブログ初の葛飾区進出、堀切菖蒲園から四ツ木に移動、1キロ強のようでしたので歩いてみました。土曜とはいえ、8月の昼間に出歩いてる人なんてほとんどいませんね。「中華麺屋 まんまる」さん。

こちらは店内ほぼ満席、雑誌のコピーがべたべた貼ってあって、かつては石神本掲載店だった模様。酒精・プロピレングリコール不使用とか一部の人間向けの麺のこだわりが貼ってあったりして、そのくせ喫煙可っていうくだらなさ。

魚介メインのさっぱり系スープですが、これは本当にダメだわ。羅臼昆布、九十九里・八戸の煮干に、ムロアジ、鯖、鰹……とかいうのだけど、複雑な味わいではなくて全然まとまりがなく、スープを飲む前から全体に嫌な臭みがあって半分くらいで止めたくなりました。

醤油の味はほとんど立ってなくて甘みも強く、食べ終えて店を出た後の甘ったるい後味は、およそあっさり魚介スープを食べたときのそれではないです。この手の店は確かにいくつかあるのだけど、一番嫌いなタイプのスープ。

麺は自家製と思ったのだけど、ネットでは「中西食品」特注とある。つるつるで全く引っかかりのない中細ストレート麺は、沖縄そばとかそっち系の麺を思わせ、コシにせよ風味にせよラーメンの麺としては違和感があります。ほぐし方も不完全。

チャーシューはやらかいものの味は抜けきってます。メンマは食感も味付けもいい。味玉はお醤油の香ばしさが黄身にきれいに移った出色の出来。☆☆☆☆☆(5.0)

天照らーめん@麺香房 天照・堀切菖蒲園

初の葛飾区のラーメン店、というか、生まれて初めて葛飾区内の駅に降り立ったかも。堀切菖蒲園の「麺香房 天照」さん。3軒ほど隣の「ラーメン大」(二郎系)、向かいの「糀や」と同じオーナーの店だそうで。

店内は落ち着いた喫茶店のような雰囲気で、テーブル席のみ。今年の石神本、佐野本、つけ麺マップにも載っている凄い店なのに、土曜日の12時過ぎで先客ゼロとはどういうことか。

いわゆるWスープ店ということで、そんなに劇的に旨いことはないのかなとは思っていたのですが、一口目を口にした瞬間、「マズっ」。パワフルな魚粉系だと想像していたら、魚介の印象など打ち消す異常な甘みの強さ。

さらに醤油の濃さ、とどめに揚げネギと来て、ダシの素材云々を考えるまでもなく気持ち悪くなる味。動物系はさして強くないです。つけ麺だったらいくぶんマシだったのかな。

麺はプリプリッと弾力のあるしっかりした中太縮れ。麺の特性なのか、中の方はかなり芯が残って粉っぽく、また濃い醤油味がかなり染みてしまってて×。

チャーシューは脂身が全くなく、肉の味が抜けきって魚かと思うほどパサパサ。メンマは大ぶりで悪くはない。味玉は印象に残らず。あまりに酷いので、つけ麺でリベンジする気はちょっと起こらない。喫煙可だし。☆☆☆☆★(4.5)
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