三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

らぁめん(杉並区)

函館塩ラーメン 五稜郭@荻窪

 営業情報とにらめっこ。連休で客足が逆に鈍りそうなエリアを狙って、シルバーウィークを楽しんでみます。八幡山からの移転という「函館塩ラーメン 五稜郭」さんは初訪問。マニア的には「鳴神」の先、「ねいろ屋」の手前。お昼時で先客1というのは狙いが当たったとはいえ、驚きました。

【実食メニュー】ラーメン(¥750)

【感想】 今まで都内で食べてきた函館ラーメンの概念が覆される1杯。店内には道南産真昆布や猿払産帆立の薀蓄が掲示されていますが、1点の曇りもなく澄みきったスープは、何らの雑味なくクリアな後味でありながら、ひとつの味を突出させることなく素材の旨みが重層的に凝縮された、実にふくよかなもの。

 麺は函館の出口製麺から取り寄せているという中細ストレート。「スープをよく吸うストレート麺」のコンセプト通り、絶妙な加水率と噛み応え。適度な味付けと歯応えのチャーシュー、ほんのり甘めで全体のバランスを崩さないメンマ、スープをよく吸ったお麩と、具もよく考えられています。

【総評】 混雑がないことが嘘のよう。とんでもなく美味しい。☆☆☆☆☆☆☆☆★(8.5)

麺処 鳴神@荻窪

2013年8杯目(「ねいろ屋」の代替店)

【実食メニュー】 上湯しょうゆらーめん(¥680)
 鶏白湯に飽きたので、初訪ながら筆頭メニューでなく清湯を選択。

【感想】 きれいな黄金色スープ。鶏の旨みがしっかり出て醤油ダレの香りも良いですが、全体を優しい甘みで上手くまとめ上げている印象。甘めのスープは得意ではないのですが、こちらはべったりした甘みではなく自然の甘さで美味しい。

 麺はクセのない中太ストレート。程良い弾力とハリ、コシで、あっさりにもコッテリにも振れすぎないスープとよく合う。肉はチャーシューではなく、鶏肉をパーコーのように揚げたものが1枚。さくっと揚がり香ばしく美味。柔らかめのメンマ、彩り鮮やかなほうれん草、白髪ネギもスープと好相性。

【評価】 ☆☆☆☆☆☆☆(7.0)

Bia Bia@東高円寺

2013年7杯目

【実食メニュー】 塩ラーメン(¥700)+ロースト・トマト(¥100) 

【感想】 スープは、丸鶏ベースに魚介が程良く香り、奥行き深くふくよかなもの。表面に浮いた魚粉やローストトマトの酸味も実によいアクセントになり、重層的な味わいに。

 麺は自家製麺でほぼストレートの細麺。さくさくっと軽快な食感で、鼻に抜ける香りも良い。チャーシューも柔らかく仕上がり、メンマも素材がよい。ローストトマトは皮の部分まで美味しくいただけ、とにかくスープとの相性が抜群。

【評価】 ☆☆☆☆☆☆☆☆★(8.5)

首里製麺@代田橋

 笹塚の「おかげさま」を訪れまして、何かもう1軒近くに未訪のお店がないかしら、と探してみると、「首里製麺」の文字。代田橋に「沖縄タウン」というエリアがあるのですね。鶴見ほどではないにせよ、沖縄関連の店が並び、人懐っこい猫ちゃんが路上に寝そべっていたり、居心地の良い空間です。

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【実食メニュー】 首里製麺(首里だし、¥900)
 いわゆる「全部のせ」。鰹と昆布のあっさり「沖縄だし」にも惹かれましたが、豚骨、鶏、煮干し、野菜のだしという珍しい「首里だし」を選択。店員さんは「しゅりしゅり」と略していました。

【感想】 沖縄そばでお目にかかったことのない、コクと旨みの凝縮された凝縮されたスープ。それでいて、無化調ゆえのキレの良さと動物系の脂を感じさせないあっさり感、優しいタレのお味はラーメンのそれではなく、紛れもなく沖縄そば。

 麺は自家製のボコボコした太平打ち麺。沖縄そばらしい歯切れの良さは保ちつつも、弾力とコシの強さを兼ね備え、これまた沖縄そばの概念を覆すもの。すごいなあ。肉はソーキとラフテーが一切れずつ、柔らかく美味しい。アーサーともずくの2種類の海藻もスープに良く合います。さつま揚げみたいなかまぼこも風味豊かで旨い。

【総評】 都内でも神奈川でも何軒も食べてきましたが、こちらの沖縄そばは別次元。あの本に載る意味がよく分かります。☆☆☆☆☆☆☆☆(8.0)

中華そば JAC@高円寺

 ネットでの評判がすこぶる良く、期待してしまう高円寺の新店。「くるり」出身の店主さんが作る徳島ラーメンだとか。「中華そば JAC」さん。先日古本屋探訪で訪れたばかりなのに、また高円寺まで足を運ぶ羽目に。駅からやや離れた環七沿いながら、しっかりとお客を集めているよう。非常に低姿勢な店主さんで、何だか恐縮してしまいます。

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【実食メニュー】 中華そば(¥700)
 生卵の食券も買ってしまったのですが、1個は無料とのことで返金。私が掲示を見落としてしまったかな。

【感想】 濃厚ながらも臭みのないコクのある豚骨スープに、甘じょっぱい醤油ダレ。東京の人間が徳島ラーメンに抱くイメージが、力強くストレートに表現されている印象で、素直に旨い。途中ですだちを加えたりして楽しむことを考えれば、このくらい濃厚な方がしっくり来ます。

 麺は現地お取り寄せという、ぽくっとした食感の中太ストレート。スープを適度に吸いしっかりとしたコシもあり、濃厚スープと好相性。具の豚バラ肉と合わせて生卵に浸して、すき焼き風に楽しむのも面白い。他の具はモヤシ、メンマ、青ネギ。

【総評】 なるほど評判通り。この日はたまたまだったのか、お一人での営業はかなり大変そうでした。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)

パパパパパイン@西荻窪

 2011年の積み残し。立川には仕事でしょっちゅう行くのですが、かえって中野から国分寺までが訪問機会がなかったりします。午前に立川で仕事があったので、西荻窪で途中下車。狙いはこちら、パイナップルラーメンで話題になった、「パパパパパイン」さん。休日に行きたいほどの惹きが無く、放置してました。

 合わせて未訪の「はつね」も狙っていましたが、さすがは地元の人気店、行列で断念。他方、こちらは11時開店を謳いながら開く気配が無く、悪いと思いつつも11時10分になろうとしていたため、やむなく首を突っ込み、半ば催促したように入れてもらいました。んもぅ。

papapapa

【実食メニュー】 パイナップル塩ラーメン(¥700)+味玉(¥100)
 券売機筆頭から。1番人気とも書いてありました。

【感想】 基本は鶏ベースにほんのり魚介という淡麗清湯系のスープでしょうか。そこにパイナップルをがっつり利かせてくるのですが、べったりした甘さでなく、むしろ酸味の方が強調されている印象。思ったより後味がすっきりしていただきやすいですが、パイン味が必要かと言われるとどうだろ。

 麺は三河屋製の中細ストレート。ざくざくっと小気味よい食感で茹で加減は良好、さすがの安定感。チャーシューは肉厚かつしっかりめの味付けで美味しかったです。味玉もパイナップル風味ですが、悪くない。パイナップルの果肉はどうでもいいなぁ。

【総評】 味としては、一度食べたらいいかなあ。この業種では守らないことが当たり前なのでしょうが、営業時間を公表するなら時間通りに開けてほしいもの。んもぅ。☆☆☆☆☆☆★(6.5)

味玉入りつけ麺@麺屋 えん寺・東高円寺

「ラーメンデータベース」さんの今月のランキング1位に、見慣れない店名が出ていて気になってたのですが、調べてみると、「満来」が新宿に帰ってった跡地に出来たという、あのお店ですか。というわけで、東高円寺は「麺屋 えん寺」さん。

前店の居抜きに近いですが、カウンター席と厨房の間に仕切りができていて、それだけでぐっとラーメン屋らしくなりましたね。みなさんが指摘されているように、資本系のお店のにおいがするんですけど、詳細はいまだ不明のよう。

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野菜ペーストを加える「とろみ系」というのは、「丸」とか「玉」とかに続いて何番煎じだよ、という感はさすがに否めませんが、確かに手堅く美味しいですね。

つけダレは濃厚な豚骨魚介ですが、粘度の大きな部分を野菜ペーストに頼っていると思われ、舌にざらつく重量感、コッテリ感はなく、また甘みも相応に強調されていて、非常にいただきやすいです。

麺は国産小麦の胚芽を練り込んだという特注品の太麺で、見た目にはごわごわした麺のように見えますが、まずまず香りがよく瑞々しさもあり、つけダレの甘さと麺の甘さのバランスも良好。

角切りで入ったチャーシューは柔らかく、つけダレと馴染んでいます。味玉は、皮をむき損ねた外側の白身がボロボロのもので×。水菜を細かく切ったものは彩りということでしょうか、何か安直。最後にスープ割りをしたら、とろみが消えて一気に味が薄く感じられました。

突出したものはないけど、流行をいち早く取り入れつつ、そつなくまとめた感じ。☆☆☆☆☆☆☆(7.0)

ミックスワンタン麺@しなそば 麺 風武・新高円寺

先週あたりからレポートが出始めて、とにかく行きたくて行きたくって仕方の無かったお店。新高円寺は「しなそば 麺 風武」さん。新橋の「ぶちうま」と並ぶ、路地裏系を超える立地。建物と建物の隙間のような通路を入っていくと、ひっそり営業しています。

ルック商店街の三平ストアの向かいで、通りに看板も出てるので迷うことはないかも。お店の雰囲気も隠れ家風で、白を基調に和を感じさせる落ち着いた店内。メニゥのラインナップはまさにそれ系ですので、「ミックスワンタン麺」+味玉を。

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上の具をどかしてみると、スープの中を漂う織物のように、きれいに揃った美しい麺の姿。それだけで芸術。写真撮るなら具は少ない方がいいですね(笑)

魚介系の香りや複雑な旨み、というのがこの系列のイメージですが、少し趣が違いますね。最初はふんわりと生姜のいい香りがやって来て、スープは鶏をベースにした何ともふくよかなもの。

ふわっと立ちのぼる丸みのあるお醤油の香りが全体をキリッと引き締め、ほどよい油加減でキレも良く、自然と丼を持ち上げて飲み干したくなるクリアなスープ。

麺は中太ストレートで、つるつるっと喉越し良く滑らかでしなやか。丁寧に茹で加減をチェックして平ザルで揚げられ、ほどよい噛みごたえとコシを備えています。スープに劣らず旨い。どこの製麺所でしょうか。

ワンタンはやや小ぶりですが、エビワンタンはぷりぷりっと食感良く、塩辛さや臭みが皆無でこれも絶品。肉ワンタンはゴマ油の香りがいいなぁ。チャーシューは焼き豚タイプではないですが、柔らかく美味。味玉の半熟加減も○。

開店ひと月足らずにして、素晴らしい完成度。大満足です。☆☆☆☆☆☆☆☆☆(9.0)

ラーメン(並、固め)+味玉@家系ラーメン 桂家・方南町

家系なんてわざわざ県外まで出かけて食うものではない、と思っていた私ですが、RDBでとてつもない高評価の店を見つけて気になってしまい、休日出勤して方南町まで。「家系ラーメン 桂家」さん。

都内で数少ない本物の家系が食べられる店、だそうですが、似非家系がそんなに都内は多いのでしょうか。開店時間が19時というのが、神奈川県民にはつらいです。1番乗りでしたが、すぐに6,7人の客が入ってきます。

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清潔感のある明るい店内と、非常に丁寧な接客。美味しいといわれる店には、総本山に一番欠けてるものがちゃんとありますね。期待を込めてラーメン(並、固め)+味玉。

しっかり乳化したスープは、開店直後にして確かに濃厚ですね。舌にさらさらと粒子感がありほどよい粘度。臭みはなく豚骨のコクと旨みはきちんと抽出されています。鶏油はほどほどでべたつきません。

抜きんでて旨いという印象ではないのですが、高評価も納得できる味です。個人的にはタレがしょっぱくてスープはあまり進みませんでしたが、これは純粋に好みの話。

麺は平打ち気味な形状の、王道酒井の中太麺。固め注文にしっかりと応え、みっしりと噛みごたえがあります。麺が少ないという指摘も見かけましたが、標準的なひと玉だと思います。

チャーシューは豚の旨みを逃さず、柔らかい仕上がりで旨いです。家系としてはかなりのもの。味玉の出来も悪くないですし、全体に方南町まで来た甲斐はあったと思います。☆☆☆☆☆☆☆(7.0+)

ワンタンメン@りょうたん亭・方南町

方南町に東京で一番旨いとされる家系の店があるとのことで、休日出勤を適当に切り上げて。午後7時からの営業と神奈川の人間には厄介なスタイルで、しかも30分前に着いてしまったため、せっかく丸の内線の果てまで来ましたのでこちらにも。「りょうたん亭」さん。

孫弟子に当たる店まで含めたら「たんたん亭」系列は9店めの訪問ですかね。うしろに家系が控えてはいますが、頼むしかないですよね。「ワンタンメン」を。味は醤油のみのようですね。

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丼の色もあるのかな、見た目には「ぽく」ない感じですね。食べてみても、「たんたん亭」「いしはら」を含め、最も系統から外れるような。

他のサイトでは煮干しの香りの指摘が多いですが、最初にほんのりショウガの香りが来て、むしろしっかりした動物系のコクと旨みが印象的。複雑な味ではなく、まさに正統派の「支那そば」をブラッシュアップしたような力強い1杯。

後があるとは分かっていても、滋味深さと無化調らしいキレのよさに、ついつい丼を持ち上げて飲んでしまいます。このスープは塩より醤油ですね。醤油の角も立たずタレの主張は控えめで○。

麺は中太縮れで「たんたん亭」と同じものかな。そうすると大栄食品ですか。歯ざわりは柔らかめなんだけどちゃんとコシは残していて歯切れもよく、これはこれでいいのだと思えます。

ワンタンは肉で4つ。さほど大ぶりではありませんが、粗挽きのお肉がピンク色の絶妙の茹で加減で旨い。チャーシューは3切れも入って、ピンク色の焼き豚タイプ。噛めば噛むほど肉の旨みが口いっぱいに広がる、絶品中の絶品。

ついでのように訪問してしまったのが申し訳なくなる、素晴らしい1杯。☆☆☆☆☆☆☆☆(8.0+)
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