三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

らぁめん(中野区)

らぁ麺 すぎ本@鷺ノ宮

 「支那そばや」出身者の出店がこのところ続きますが、三島大社近くで「毎度!」として営業してた頃にお邪魔した「孤高」さんは優先順位を下げて、新規出店の「らぁ麺 すぎ本」さんへ。鷺ノ宮駅近くの好立地も手伝い、やはり人気があるよう。

【実食メニュー】 醤油らぁ麺(¥700)
 この表記は「支那そばや」イズムだな。

【感想】 最近は生揚げ醤油のタレが立ったタイプが流行ですが、こちらは出身の味を継承している印象。芳醇な鶏清湯をベースに、尖りがなくキレも良いお醤油ダレ、追って和の出汁の香りが奥行きを感じさせ、適量の鶏油がまろやかさを与え、さすがの完成度。

 麺は三河屋の全粒粉使用の中細ストレート。出身店ほどに食べ手を選ばないタイプで、しなやかだけれどしっかりコシもあり見た目ほどに途中でだれず、香りも良く美味しい。チャーシューは鶏豚の2種類、豚はしっとり柔らかく、低温調理の鶏もジューシー。穂先メンマも控えめな味付けがいい。

【総評】 割安感あり。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)

豚野郎@中野

 最近の新店では評判がよい1軒。ブロードウェイの「まんだらけ」にミステリやSFがどのくらいあるか見たかったので、そのついでに。南口を出て、新宿方面に線路沿い、「島忠」を超えて住宅街の路地に入るという、よほど流行らないと大変そうな立地。

【実食メニュー】努豚骨(¥700)
 「魁龍」の流れを汲む限界濃厚スープとのことで楽しみ。

【感想】 期待を裏切らないどろどろ濃厚の褐色スープ。髄までしっかり溶け出した印象ですが、思ったほどに臭みが無く、過剰な脂っこさもなくて後味がすっきり。豚そのものの旨味で食わせますが、ここまで丁寧に作られていれば、人によってはタレがもう少し強くても良いかも。

 麺は堅さ指定ができないというこだわり。極細の低加水ストレート、他店ではバリカタとハリガネの中間くらいな食感で、ボキボキ感と歯切れの良さがよい。チャーシューは肉厚で柔らかく美味しい。具はあとはネギのみとシンプル。白胡麻はデフォルトではなしでも良いかも。

【評価】 荷物がどこにも置けないとか、安普請ゆえの不満はありますが、確かに美味しい。☆☆☆☆☆☆☆☆(8.0)

牛薫る麺処 嵐風@新井薬師前

 「不如帰」のご主人が味をプロデュースしてリニューアルとのことで、開店直後はお祭り状態だったらしいお店。騒ぎは避けて1週遅れの訪問でしたが、「中野汁場 進化」さんとのセット訪問は先人にしたがいました。前店舗「ひろまる」には訪問機会がありませんでした、「牛薫る麺処 嵐風」さん。お昼時を外しての満席に驚きましたが、長いことやってるなら、入店者には何かしら声くらい掛けてくれないでしょうか。
 
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【実食メニュー】 牛醤油味玉らぁ麺(¥820)
 牛+煮干しと聞くと、塩かなとも思いましたが、メニューの筆頭が醤油だったので。
 
【感想】 牛らしいまったりとした旨みは感じられますが、近時のストレートに牛を前面に押し出したものと違い、全体のバランスが考えられた1杯。ただ、生醤油のタレと煮干しの風味が喧嘩してしまっているように思われ、やや不満も残りました。塩だとどんな感じかなあ。

 麺は全粒粉の入った中細ストレート。しなやかでかつ適度なハリとコシがあり、さすがの三河屋クオリティ。具の牛をチャーシューではなく、煮込みのバラ肉とスジにしたのも好印象。刻んだマッシュルームや玉ねぎもアクセントとしてGood。

【総評】 もう少し早い時間帯か、塩をいただいていたら受ける印象も変わったかも。椅子の高さがしっくり来なかったのも少し気になりました。☆☆☆☆☆☆★(6.5)

中野汁場 進化@新中野

 町田の「進化」さんが醤油味のお店をオープン、しかも小田原系インスパイアだとのことで、これは気になってしまいます。開店第1週目のお祭りっぷりはネットで拝見してましたので、1週遅れで。鍋屋横丁に来るのも本当に久しぶり。お昼時は外したのですが、満席をキープしているのはさすが。「中野汁場 進化」さん。
 
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【実食メニュー】 醤油ラーメン(¥700)
 小田原系ではチャーシューワンタンメンを食べねばならない、とか自主ルールを作る向きもありますが、そういうのには与せず。それでも普段はワンタンメンなのですが、胃のキャパの問題でデフォルトに。
 
【感想】 小田原系インスパイアというと安っぽく聞こえてしまいますが、これは今は無き「鳥取」へのオマージュというべきでしょう。大西、むら田系のワイルドな味とは一線を画し、小田原系と一括りにはできない大事なお店でした。

 豚骨ベースの清湯スープに、醤油の香りが芳ばしく立ち上ります。ボディがしっかりしてコクがあり、タレの味をビシッと利かせつつも全体に円みとほのかな甘みが感じられ、油の加減も適度でキレもよく、オールドスタイルを洗練させた味わい。

 麺は中太の縮れの手打ち風。小田原系だともう少し存在感と豪快さを感じますが、十分なもっちり感とコシを備え美味しい。チャーシューは肉厚で柔らかく、過度なしょっぱさが無くて好み。メンマも丁寧な仕事。モヤシもこのスープには必須。

【総評】 後発メニューの「鰺香る醤油ラーメン」もすこぶる評判が良く、また訪問機会を作らねば。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)

豚骨つけ麺@つけ麺専門店 無極・野方

ラーメン関連でこの夏最大の話題は、「六厘舎」の閉店と「無鉄砲」グループの進出でしょうか。前者は当然にスルー、後者も昨年の出張で大阪店にお邪魔してますので静観しようと思っていたのですが、つけ麺は食べたことないですし、局地的な盛り上がりで案外空いていそうでしたので、訪問してみることに。野方は、「つけ麺専門店 無極」さん。

8月21日(土)午後2時過ぎの訪問で、並びは4,5人と予想どおり。みなさんマニアでしょうから行列マナーもきっちりして、と思っていたら、後ろに並んだ輩らは、行列は喫煙所だと認識しているよう。目立つ服装から勤務先が明白でしたが、さもありなんというか。店内は基本的にマニアが多いようで、行列はサクサク進みます。「豚骨つけ麺」を通常の麺量で。

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つけダレは、口にした瞬間に「無鉄砲」の記憶がよみがえる唯一無二のもの。「豚骨と水だけ」といわれるように、素材としての豚骨の旨みをストレートにスープに落とし込み、圧倒的な粘度を誇りながら、臭みは皆無で脂の重たさもさほど感じさせません。タレは控えめで、豚骨そのものというべき味わいは決して万人受けするものではないでしょうが、とにかく凄いです。

麺は当然の極太麺。ごわごわしたものではなく自家製麺らしいみずみずしさがあり、茹で加減もしっかりと考えられている様子。適度な弾力と噛み切りやすさで、超濃厚つけダレと極太麺の組み合わせでありながら、飽きることなくするっといただけます。

具は、食べやすいサイズに揃えられたチャーシューにメンマ。何らの不満もありませんが、このつけ麺の存在感の前では具など無くとも。スープ割りは日によって代わるようで、この日は魚介系でしたが、薄まるとあまり面白みがないかも。

個人的には、何度でも食べたいというものではありませんが、一度は経験する価値のあるものでしょう。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)

支那そば@菜華・中野

「青葉」を筆頭にラーメン店がひしめく中野の「ふれあいロード」にあって、ネット上でなかなか評判のよいお店。一応「青葉」も覗くと相変わらずの行列ぶりで毎度のことながらスルー、こちらは午後2時で先客ゼロと極端です。「菜華」さん。

雑誌等ではあまり見かけないお店ながら、店内の貼り紙で無化調を宣言し、筆頭メニューも「支那そば」と、何だか期待させますね。「支那そば」+味玉で。

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見た目は支那そばのイメージと違う、というかいわゆる「青葉インスパイア」ぽく見えますが、創業年は「青葉」と同じという古参。豚骨魚介ですがライトな部類で、濁りあるスープのコッテリ感はさほどでもなく、表面のラードも適量でべとつきません。

節系の香りが最初にぶわっと来て、最初のうちは酸味が強めに感じられましたが、飲み進めるうちに落ち着いてくる印象。アクセントの揚げネギや魚粉も定番ながら、軽めのスープにはっきりした輪郭を与えています。

麺は中細で細かく縮れた多加水麺。スープに合わせた選択というのはよく分かりますが、やはり豚骨魚介である以上、もう少し太めの麺の方がしっくり来るようにも思えました。

チャーシューは脂身が少なめ、ほろほろと崩れなかなかの仕上がり。メンマは甘酸っぱい味付けが面白かったです。味玉は半熟加減はよいのですが、黄身がややしょっぱめ。

お手洗を借りたら煙草臭がしたのは信じ難いことでしたが、完成度の高い1杯でした。☆☆☆☆☆☆★(6.5)

つけ麺(小)+味玉@つけ麺 澤神・新中野

ここ数日、ネット上で盛り上がりまくっていた4月27日オープンの新店。近いうちに行列店になるのではないかとの予測も各所で見られ、早く行っておかねばと新中野まで。「つけ麺 澤神」さん。地図では新中野と東高円寺の中間くらいでしたが、駅同士の間隔が短めなので、徒歩5分くらいですか。

午後1時半でちょうど1席だけ空席が。カウンターのみで縦に細長い店舗。内装も厨房機器もすべて新しく、入口脇には製麺機。連食予定でしたので、200グラムの小サイズで。つけダレの器もしっかり提供前に温めていたり、仕事が丁寧ですね。

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つけダレは、ほどよくとろみのある豚骨魚介系。もみじおろしが載っているのは珍しいですね。魚介の香りは突出しすぎず、甘みはほんのりで、酸味はほとんど感じられません。派手さはないですが、コッテリしすぎず飽きることなく麺が進みます。

自家製の太麺は、最近の主流であるごわごわなものとはひと味違い、しっとり感ともっちり感があるもの。しっかりコシもあって、小麦の香りもつけダレの持ち上げも良好。

麺の上に載っている野菜は、浅漬けになっているんですね。途中でつけダレに爽やかな酸味を与え、さっぱり感を演出します。これはアイデアですね。大根が骨の形になってるのも面白い。

豚がチャーシューではなく薄切りのバラ肉になってるのも、相性を考えると◎。メンマはややしょっぱめ。味玉は固茹でに近かったです。

丁寧な仕事に加え、細かいところにまでこだわりが感じられ、いいお店でした。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5?)

わんたんめん@奥州白河らあめん 南湖・中野

みずほ台、町田、仲町台、西国分寺(、戸越)と食べてきて、東京近辺で「とら系」の血が入ってるお店はひと通り食べたはずですが、白河系で「とら食堂」との関連がなさそうなお店というのも都内ではここが唯一と思われ、それはそれで気になっていたお店。「奥州白河らあめん 南湖」さん。

店内はなかなか広く、資本系の喜多方ラーメンのお店みたいな落ち着いたつくり。スープが魚介ダシをブレンドしたものなど色々あるようですが、当然基本の「白河らあめん」を選択、わんたんが+100円とお得そうだったので「わんたんめん」に。

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正直さほどの期待はしていなかったのですが、スープがかなりいいですよ。白河系ということで鶏ガラ+ゲンコツのみというスープは、ガラの旨みがしっかり引き出されています。

前面に押し出された醤油の香りとしょっぱさが「らしい」です。表面にはほどよく油が浮いて上品になりすぎることもなく、正調の白河らあめんとしての説得力みたいなものを感じます。

麺は白河直送だということですが、普通の平打ち縮れといった印象で、手打ち麺独特のぴろぴろ感、もちもち感がありません。これはこれで美味しいですけどね。

チャーシューは3枚、さすがに炭火ローストではないですが、ジューシーさはなかなかのもの。ワンタンは餡が餃子仕様で残念のひと言ですが、100円で5個ですからね、お得です。メンマやホウレン草もきっちりしていました。

近所にあったらちょくちょく通ってしまいそうな美味しさでした。☆☆☆☆☆☆☆(7.0?)

特製つけめん@三人村・東中野

「みそや林檎堂」のおかげで、ちょっと前の新店であるこちらも訪問の機会ができました。「林檎堂」のはす向かい、といっても山手通りを挟むので大回りになりますが。「三人村」さん。

チャーハン、カレーから餃子定食、麺とは関係ない普通の日替わり定食まであって、ちょっと不安。ネットのレポートではつけめんが多かったので、「特製つけめん」を。ちなみにこれはメニューに載っておらず、店内の貼り紙を見ての注文。しかも、「特製」ではないつけめんは無い。

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出てきた1杯は、まさかのつけダレが「赤」。つけめんが辛いのしかない、というパターンは初かも。麺の量1.5倍とか割スープ付きとか書く前に、一番先に伝えるべき情報じゃなかろうか。まぁいいけど。

一見するとラー油みたいなのを浮かべただけに見えるのですが、飲んでみると味噌の味がするんですよね。豆板醤とかを使用してるのかしら。辛さ自体は無難なところ。

店内の貼り紙では、豚骨+鶏ガラ+魚介と書いてありましたが、あっさりしたもので魚介はあまり感じないですね。別容器の割スープをそのまま飲んでみると、より分かります。

麺は黄色っぽい中太麺。流行からは離れたものながら、むっちりしてコシが強いもので、シャバシャバしたつけダレとの相性は良好。一気にするするっと食べられますね。

2枚ついてくるチャーシューは、とりたてて特徴の無いもの。メンマは薄味で臭みはないですが、こちらも平凡。ワカメは合わないと思う。味玉が半熟具合、味の入り具合ともにやけに完成度が高い。

半チャーハンやミニカレーと食べるのが吉かも。☆☆☆☆☆★(5.5)

味噌(地鶏の味玉付き)@みそや林檎堂・東中野

先週オープンの気になっていた新店。昼は味噌専門、夜はつけめん専門で店名も変える、いわゆる二毛作店というやつですが、東中野の山手通り沿いと遠いですから、まずは昼から。「みそや林檎堂」さん。木とグレーを基調とした、落ち着いた店内。

店主さんと、お母様が手伝っておられるのでしょうか、「つじ田」出身だそうですが、最近の新店の店主さんは皆お若いですなぁ。味噌に味玉を付けるか否かのシンプルな構成なので、「味噌(地鶏の味玉付き)」を。

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ご実家も味噌が有名な某店だそうですが、出てきた味噌ラーメンにその面影は全く感じられません。これは先入観を持たずに入るのが○。

とろんとしてかなり重量感があるスープですが、キメは細かくて油っこくはなくクリーミーな仕上がり。それでも私にはちょっと重いです。

全体の味も決して味噌一色にならず、味噌のコクと香りが主張しつつ、上に浮かべた赤い辛味ダレ、刻み玉ネギ、挽き肉などそれぞれの素材の風味を重ね、深みのある味わいになっています。

麺は三河屋の平打ち気味でねじれのある中太麺。低加水でしっかりと噛みしめるタイプ。粘度の高いスープには良く合いますね。よく絡めていただく感じ。

バラのチャーシューは炙ってあるようで香ばしい。味玉は半熟加減、味付け、そして素材と○。作る手際も非常に良かったですが、ひとつひとつの仕事がしっかりしてます。

店主のシャツの背中に「back to basic」とありましたが、原点回帰というよりは革新的な1杯だと思います。夜のつけめんも食べてみたい。☆☆☆☆☆☆★(6.5)
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