三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

らぁめん(豊島区)

とん駒@駒込

 現在のところ夜営業のみという新店が西日暮里と駒込にオープン、土曜出勤の不運を味方に付けて、帰りがけにセット訪問。駒込の方は豚骨ラーメンとのこと。「とん駒」さん。「泰然」の手前だという、シンプルにしてこの上なく分かりやすい情報にしたがい到着。

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【実食メニュー】 らーめん(¥690)
 濃厚担々麺というのも惹かれますが、まずはデフォルトから。固さ指定は聞かれず失念。

【感想】 粘度はかなり高めなスープ。程良く心地良い豚骨臭がありますが、下にまとわりつくとろみを感じる割に、豚骨の旨みの凝縮感はそれほどでもなく。タレをもう少しビシッと利かせた方が締まるか。マー油らしきものがかかっていたように見えましたが、味の大勢に影響ない印象。

 麺は細ストレート。低加水ながらボキボキ感は希薄で、行き過ぎた固め指定は避けた方が良さそう。それでもデフォルトは柔らかすぎる。チャーシューは柔らかい仕上がりで美味しい。デフォルトで茹でキャベツは珍しい。あとはキクラゲ、ネギと定番。

【総評】 思っていたのと濃厚のベクトルがやや違いました。☆☆☆☆☆☆(6.0)

鶏頂天@巣鴨

2013年36杯目

 とある新店にいってみたら、まさか午後1時20分でスープ切れとか。昼営業は午後3時までとされ、夜の部の営業時間表記の後にだけ「売り切れ次第終了」とあったので、昼営業にまで早仕舞いがあるとは思わなかったし、最悪のことも考えて早めに行ったのに。ハナから午後3時まで営業する気なんかないでしょ。てゆか、「各売り切れ次第終了」て書くよね、普通。

 私もサービス業の端くれですが、ここまで客を舐めた商売が通用するのはラーメン店ぐらいだよなあ。私の後にも、楽しみにやって来たお客さんがたくさんいたのでないかと思うのだけどな。まともに仕事してたら、こんな場所は休日しか来られないのだよ。ついでにリカバリ店も1軒フラれて、巣鴨のこちらへ。この場所、前は担々麺のお店でしたが、驚くほどの短命だったなあ。


【実食メニュー】 軍鶏らぁめん・醤油(¥690)


【感想】 何の期待もしてない店でしたが、どうしてどうして。香味野菜できっちりと臭みが抑えられたふくよかな軍鶏スープに、いくばくかの艶めかしさすら感じる香りの良いお醤油ダレのバランスが見事。ネギの香りもスープに対し好相性。

 麺は、いわゆる「つるつるしこしこ」と表現がふさわしい、しっかりとした食感の中細ストレート。スープの持ち上げがもうひとつですが、最後までだれず香りもいいですね。軍鶏の胸肉ともも肉という2種類のチャーシューは、いずれも鶏チャーシューとしては凡庸。メンマも印象に残らない。

【評価】 ☆☆☆☆☆☆★(6.5)

麺屋 Hulu-lu(フルル)@池袋

 池袋の新店。日ごろ池袋に来ることはないですし、好きな町でもないのですが、「ちゃぶ屋」出身の方のお店とのことで、気になって来てみました。駅から少し離れて池袋二丁目というエリアまで来ると、落ち着いた雰囲気になって良いですね。「麺屋 Hulu-lu(フルル)」さん。コンセプトはなぜかハワイ。おそらく土曜で混雑はないだろうという判断で、12時台に訪問しましたが、先客2組と的中。

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【実食メニュー】 塩SOBA(¥750)
 券売機筆頭が塩だったので。「スパムむすび」とのセットがおすすめみたいですが、連食予定につきパス。

【感想】 鶏ベースのいわゆる清湯淡麗系なスープ。派手さやハワイらしさはないですが、鶏の旨味を丁寧に抽出したもの。仕上げにひと回し加える鶏油が、淡泊になりすぎるのを抑えている印象。鶏挽き肉やカイワレが程良いアクセントになっています。柚子も入っていますが、こちらの効果は感じられず。

 麺は全粒粉を使用した中細ストレート。固すぎずしなやかで適度なコシ。自家製麺で香りも良好。チャーシューはほろほろと柔らかい仕上がり。メンマもスープを邪魔しない優しい味付け。具はちょっと寂しくも感じられます。

【総評】 美味しかったですが、リピーターが必須のこの場所では、ややおとなしい味でしょうか。☆☆☆☆☆☆☆(7.0) 

Japanese Soba Noodles 蔦@巣鴨

 今年に入って一番の話題店でしょうか。「めじろ」からの独立は、「Japanese Soba Noodles 蔦」さん。巣鴨の駅から徒歩2,3分ですが、商店街からはやや外れて、ラブホの向かいという独特な立地。かなりの行列を覚悟して土曜の1時半を狙って訪問したところ、3人待ちで済みました。

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【実食メニュー】 醤油らぁ麺(¥750)
 煮干しとの2枚看板ですが、正調の醤油で。

【感想】 店名にもあるように、日本蕎麦を意識しているのでしょうか。地鶏のダシに羅臼昆布や秋刀魚節を合わせるというスープは、和風出汁の香りが豊か、そこに生揚げ醤油特有な艶めかしさのあるお醤油ダレが利いて、輪郭のくっきりとした仕上がりに。通常はロックなお店や同系統のお店で出会うタレの味ですが、和風なスープにもよく合うんですね。

 麺は自家製の軽くウェーブがかった細ストレート。滑らかで適度なハリと軽快な食感、全粒粉らしい香りも抜群で美味しいです。チャーシューはロースとバラの2種類。低温調理+焼豚タイプで絶品。メンマは大ぶりで素材の良さを感じさせるもの。

【総評】 相当な期待をして伺いましたが、更にそれを上回る1杯。大満足です。☆☆☆☆☆☆☆☆★(8.5) 

ねぎ豚らーめん@梅もと・雑司ヶ谷

食べ歩き歴が浅いもので、「基本の名店」とでも言うべき未訪店がいくつかあります。今回は「梅もと」さんにやってきました。結構混むかと思いきや、土曜の2時半なら半分程度の入り。極狭のカウンターに、あとは座敷。

店員さんがお客と座敷に相席でまかないを食っていたり、アットホームな雰囲気というか何というか。座敷はビニール袋に靴を入れて持って上がるようです。世間的にはとにかくつけめんの盛りで知られる店ですが、素直に石神本に従い「ねぎ豚らーめん」で。

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奇をてらわない、シンプルで飽きのこない味という印象。豚骨・鶏ガラのコクと旨みがきっちりと引き出されたスープに、丸みのあるお醤油ダレ。油の加減もほどよく、ほんのり甘みがあって麺がいくらでも食べられそう。

予想通り、つけめんでなくとも麺の量は多いです。決してハリやコシが強くない中太のややウェーブがかった麺で、どちらかといえばクラシカルな部類。するするっといけてしまいますが、同じ麺であれば冷水で締めたものを味わってみたい気もしました。

具は本当にネギと豚だけなんですね。ネギは完全に辛みや臭みが抜けていますが、逆に大勢に影響を与えていない気もします。巨大ロース肉の煮豚は濃い甘めの味付けで、箸でほろほろと崩れ、かぶりつけばジューシーでさすがは看板の逸品。

超有名店ということを考えると多少の物足りなさはありますが、いつかつけめんを食べてみたいです。☆☆☆☆☆☆★(6.5?)

中華そば 玉子入り@さんかく・目白

ここ半年くらい、行きたいと思いつつ後回しにしていたお店。新宿の「思い出横丁」にあったお店があの火事の後、移転再開したという「さんかく」さん。創業は昭和22年。地図では目白駅のすぐ西側なのですが、まさに路地裏の隠れ家的立地。

改札を降りたら左手すぐの細い下り坂を降りていくと分かれ道。電柱に「この坂のぼる50歩くらい右側」との味のある案内があり、また細い坂を上っていくと、小料理屋のような落ち着いた佇まいのお店が。何とも風情があります。「中華そば 玉子入」を。

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確かに海苔が三角形ですね。豚骨+鶏ガラベースの清湯スープですが、いわゆる昔ながらの正調な東京ラーメンに比べると、厚みがあるというか、特に豚の風味がかなりはっきり前面に出てきてるのが面白いです。

皆さん指摘が多いショウガの香りは控えめながら、香味油が効果的に使われている印象。タレのお醤油のコクと香りもほどよく、全体のバランスがよく取れたスープ。

麺は清湯スープにはあまりに意外な、多加水の中太縮れ。つるっと滑らかな口当たりでぷりっと弾力があり、もちもちっとした食感。スープのコクと旨みがしっかりしているので、違和感はないですね。

チャーシューは適度な歯応えがあり味付けは控えめ、メンマは細めでほんのり甘く小気味よい食感、味玉も優しい味付けかつきれいなゼリー状半熟でした。飲み物もジャスミンティーだし、客層も落ち着いた感じで、とても居心地がいい。

坦々麺や四川坦々麺もあるので、また来てみたいです。☆☆☆☆☆☆★(6.5)。

つけ皿麺(魚介汁)@くまが屋・池袋

GWの延長で休みを取ったはずだったが、ちょっと仕事に出ないといけない事情ができてしまい、来てみたもののあっという間に仕事は済んで午後2時過ぎ。

とりあえず「大勝軒十五夜」のリベンジと思ったら、GW連休に続いて本日は臨休。ならば平日利用で「ゼットン」と意気込んだら、こっちは定休。このエリアだと未訪店はここくらいですね、「くまが屋」さん。蒙古タンメンで有名な「中本」のセカンドブランド。

主力の「皿麺」はラーメンというより焼きそばだと思いますし、ちゃんぽんもラーメンの一種とは言い難く、一番当ブログで紹介するにふさわしい「つけ皿麺(魚介汁)」を。

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これはもはや、つけ麺そのものですね。650円というリーズナブルなお値段は、見た目もシンプル。つけダレはセオリーを無視した、「甘・辛・酸」のいずれも利かせることのない、やや苦みすら感じる確信犯的な魚粉系。

最近の凝ったつけダレからするときわめて単純だが、それなりに食わせる。スープ割りができるかどうかなど確認する気にならないほど、最初からスープの量が多く、サラサラ。温度は比較的熱めで、予想以上に太麺に負けない。

麺は相当に茹で時間の長い、断面が丸っこい太縮れであるが、表面はややざらつきがあり、思ったほどにはコシが強くない。もちもち感は悪くないが、東池袋系列のあまり出来の良くないつけ麺といった趣で、麺自体としてはいまひとつ。

具は全く特筆すべきものは無し。メンマはやや臭みがあって残念。他のメニゥと比較すると、茹で野菜を足してもいいかな、と思う。

再訪したいような魅力は感じなかった。☆☆☆☆☆★(5.5+)

焼豚ソバ(並)@焼豚ソバ 黒ナベ・東池袋/池袋四丁目

ちょっと前の新店。池袋はいまだに地理がよく分かってないのだけど、東池袋なら有楽町線だし迷うこともない。一応「大勝軒」の前を通ってみると、外待ちは2人で惹かれかけたが、すぐに売り切れの看板が出てきた。

で、そのすぐ近く。都電の池袋四丁目の駅前。ちょっと目立たない雑居ビルの1階は「焼豚ソバ 黒ナベ」さん。フレンチ出身なのに富山ブラックをインスパイアした……のかどうか、とにかくそれっぽい1杯が食べられるというお店。

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看板の「焼豚ソバ(並)」に、こないだ富山で学んだように、白飯を頼んで臨戦態勢。出てきたそれは、どこからどう見ても富山ブラックではないか。

さすがにしょっぱいなぁ。他のサイトさんでは、富山に較べたら食べやすいとの声が多く、たしかに麺を喰らう分にはその通りですが、飲むのは無理。塩辛さよりも、お醤油の酸味の方が強く出てるかな。

これに合わせてくる麺が、浅草開化楼の存在感抜群な太縮れ麺。「東京で富山ブラックインスパイア」、よりも「富山ブラックと開化楼のコラボレーション」の方が価値がある気がします。

ぷりぷり、ワシワシと喰らう麺とブラックスープとの相性は非常にいい。ざっくり切ったネギの食感や、本家よりも控えめに振られたコショーの香りもいい塩梅。

チャーシューはしっかり味付けがされて様々な切り方でたくさん入っているが、個人的には先日の「大喜」のパストラミタイプの方が白飯と相性がよくて嬉しいかも。メンマは塩辛くなかった。

☆☆☆☆☆☆(6.0+)

上生粋醤油@創新麺庵 生粋・池袋

これまでさんざん食べておきながら、今ごろ人生初の池袋ラーメン。土地勘ゼロですし、新宿同様に名店と呼ばれる店が案外少ないですよね。それでも、だいたいの本に載っているお店として、こちらくらいは行っておきたいものです。「創新麺庵 生粋」さん。神保町店で食べるくらいなら、やはり本店で。

午後1時で空席ありと、思ったより空いてますね。いわゆる「青葉の特製」を食券機の筆頭に掲げる狡い商売は嫌いなのですが、面倒くさかったので「上生粋正油」?950を。

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写真やサイトの評価等から全く想像も出来ない味に出会ったのは、本当に久しぶりという気がします。ラーメンという食べ物の可能性もまだまだだなぁ、と。

思わず笑ってしまいそうになる、本当に「焼き秋刀魚がそのままスープになっている」としか言いようのない味。

缶詰のサンマの蒲焼きの骨の部分を食べたとき、といったような具体的でリアルな秋刀魚感が随所に感じられる。塩焼きを裏ごししてタレに仕込むというのだから納得。

決して万人向けではない、秋刀魚の塩焼きが好きで、それがスープになっていることが許せる人間にしか受け入れられないであろう、唯一無二のラーメン。真似しても仕方ないだろうという個性のかたまり。

麺は大成食品と三河屋の両方の麺箱があったけど、むちむちっとした中細のストレートに近いもので、スープのインパクトからするとあまりに平凡すぎる。資本系の店で多店舗展開するには無難でいいのかな。池袋の有名店ってだいたい他に支店を持ってるよね。

チャーシューは「揚蒸チャーシュー」らしいが、どういう製法なのだろう。厚切りで4枚も入り食べるのが面倒ですが、脂身の少ない部位でありながら柔らかく仕上がって好印象。ワイン煮玉子もいい味。別皿で出される生タマネギは、合わなくもない程度。

☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)

煮玉子ラーメン@麺屋 ごとう・池袋

最低1度は食べておきたい有名店と話題の新店と、何とか今のうちに食べておきたいのですが、「ゼットン」はさすがにまだきついですね。店内に相当待ち客がいましたし回転悪いのは宿命ですし、40分は超えるだろうとパス、結局こちらへ。「麺屋 ごとう」さん。

山岸大勝軒の初期独立店はこれでコンプリートじゃないですかね。前日に大泉で食ってますが、飽きる味でもないので。「煮玉子ラーメン」を。待ちは午後2時で1人と安定した人気のようだ。

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さすがに系列の優良店です。茶濁したスープは、動物系のコクと魚介の香りとどちらも非常によく出ていて、一体感があります。温度もほどよく熱々。

ただ、昨日の大泉に較べると化調がところどころに顔を出していて、キレがもう一つか。連続で食べたために気付いただけと思うけど、それだけ大泉の水準も高いのでしょう。

麺はちょっと個性があるような。中太ストレートですが、一般的な大勝軒に較べると少しだけ加水率が低めで、そのぶんコシがしっかりとしている印象。大勝軒らしさはありながら、柔らかすぎるという不満点のない良質のもの。

具はいずれもそれなりで、マイナス要素はありません。チャーシューは堅すぎず、メンマも臭みがない。玉子はデフォルトで半個入ってるのに、またうっかり追加してしまった。

今日の店員さん全員が家族なのかは分かりませんが、見ていて連携は良く接客も気持ちがよくて、お店もすっきりしていて清潔感があり○。「大勝軒」を名乗らない店はハズレがないですね。

☆☆☆☆☆☆☆(7.0)
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