三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

らぁめん(江戸川区)

大島@船堀

 2013年末の駆け込み訪問。遠すぎて訪問をためらっていたのだけど、その年を代表する新店に行かないのは良くないと、「大島」さんへ。「船堀の大島」というのが文字で見るとなんだか違和感ありあり。閉店間際の訪問でも席は結構埋まっており、ゆったりした席幅、丁寧な接客、清潔感ある明るい店内と、一目で気に入りました。

【実食メニュー】 味噌(¥750)
 「すみれ」の暖簾分けですから、当然。

【感想】 寒空の下、船堀駅から長く歩いて冷えた身体にしみる「すみれ」王道の味。味噌のコクや香りしっかり、ラードでスープは熱々ながら、ラードの量自体がやや控えめで、思ったほどくどくなく好印象。スパイシーさがあと一声、と思うのは、単に私のベストは「彩未」だから。

 麺は当然、森住製麺のぷりぷりっとした多加水熟成縮れ。香りも良いしスープの絡みも当然に良い。デフォルトでチャーシューがのるのは嬉しいな。1枚タイプと細切れの両方が入り、とろとろで美味。野菜も少なめながらしゃきしゃきしてます。

【総評】 結構な遠征でしたが、本当に来て良かったと思える1杯。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)

鼈(すっぽん)@小岩

 総武線の秋葉原-本八幡間で時間が余ることに気付く。浅草橋を過ぎてから、「馥香」でランチをいただくチャンスだったことに思い当たるも時すでに遅し。小岩の「澤」の跡地に新店ができたはず、と行ってみるも、「亥龍」さん、夜営業のみですか。駅の南口側まで回ってみると、何だか見覚えがあるお店。そういえば「月と鼈」の2号店ができたとか。小岩だったのですね。「鼈(すっぽん)」さん。月は何処へ行ってしまったのでしょう。

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【実食メニュー】 極煮干しそば(¥650)+玉ねぎ増し(無料)
 券売機筆頭はつけ麺でしたが、胃の隙間の問題でこちらに。

【感想】 新橋のお店とは結構違う、というか、全体に緑がかっている独特な色味。食べてみると特に違和感はないのですが、「極煮干し」を謳う割にさらっとしすぎているかな。スープ自体もさほどコクが強いわけではないし、えぐみが出るほどの強烈な煮干しでもないし、やや肩すかし。

 麺は三河屋製のざくっとした中細ストレート。無難といっては失礼かもしれませんが、安定の相性。チャーシューは柔らかいですが、やや脂身が多いかな。粗く切られた玉ねぎはスープと良く合い、増しにして正解。あとはメンマに海苔。

【総評】 ネットで見ると、開店当初の方がより濃厚だったのかな。「極煮干し」とか言うと、「長尾」や「田むら」を思い出してしまいますので、ね。悪くはないんだけど、ね。☆☆☆☆☆☆★(6.5)

ラー麺+刻み肉キャベツ@極濃麺家初代 一本氣・小岩

7月20日(祝)。候補の3軒中、「井田商店」「克味」と2軒フラれ、神保町の「麺祥来」に消化不良ということで、全く予定になかった小岩まで足を伸ばしました。6月25日オープンの新店、「極濃麺家初代 一本氣(一本気)」さん。

「六角家」と「博多一幸舎」で修行した店主が作る、家系でも博多系でもないラーメンとのことで、コンセプトがはっきりしていていいですね。基本の「ラー麺」と、どこか惹かれる「刻み肉キャベツ」を注文。

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「極濃」というのでドロドロしたスープをイメージしていましたが、出てきたのは程良いとろみのある、比較的さらっとしたスープ。しかしその中に豚骨のエキス、髄の髄の旨みまでが凝縮され、それでいて臭みや油のギトギト感を感じさせません。

家系の流れも博多系の流れも感じさせつつ、どちらにも与せずしっかりと独自の味わいに仕上げています。私の後から女性の1人客が2名も入ってきて驚きましたが、これなら女性にも受けるかも。

麺はやや平ための中太ストレート。三河屋らしい手堅さで、意識して家系との差別化を図っているようにも思えましたが、もっと個性ある麺で合うものがあるのではないか、という印象を受けました。

チャーシューは印象に残らず。メンマと山クラゲが両方入るのは面白い。スープに存在感があるので、具は影に隠れてあまり気になりません。

「刻み肉キャベツ」は出身店から想像すべきでしたか、いわゆる「キャベチャー」。実はキャベチャー初体験だったのですが、濃厚豚骨スープに生キャベツは、スープに浸しても箸休め的につまんでもよく合います。濃いめなタレの味も○。

ご主人の目指すところがしっかり伝わってくる1杯でした。☆☆☆☆☆☆☆(7.0+)

味玉そば@本家 大黒屋本舗・平井

久しぶりにちゃんとした週休2日ということで、とりあえず行きたいところに行ってみようかと、今週一番の話題店に。平井で降りるのは初めてじゃないかな。「本家 大黒屋本舗」さん。

茨城大勝軒グループで、昼は「とみ田」の味を、夜は「角ふじ」の味が食べられるそうだけど、東京神奈川専門の人間には馴染みがない。二郎インスパイアはスルーなので、当然昼の部。午後2時前を狙ったが、8人くらいの待ち。それでも回転は悪くない。

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「味玉そば」を。店員が無駄にうるさいのは多店舗型の宿命だからほっとこう。いかにも濃厚豚骨魚介、という安心できるビジュアル。

動物系は濃厚でとろみがあり、麺をスープに絡めていただくという趣だが、重量感はさほどではなく、胃に負担はかからない。味としては魚介の方が強調されてるかな。

しっかり魚粉のざらざら感まで感じられるが、雑味は全く出ておらず、多店舗展開前提でこの完成度は見事だと思う。久々に存在感のある豚骨魚介をいただいた満足感。柚子はよく分からなかった。

麺はスープをしっかり受け止める太縮れ麺で、固めの食感になっているが、もう少し歯を押し返すような弾力、もちもち感があるといいのに、という印象。つけ麺だとどういう感じになるのか。

チャーシューはあまり味は入っていないがまずまずやらかく、メンマも既製品ぽいが許容範囲内。味玉は一応入れてみたが、あんまりスープには合っていないかも。

途中にちばき屋姉妹店という「やなか草」を見つけたが、さすがにあと1軒寄る気は起こらなかった。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5?)

玉子ラーメン@えどや・小岩

数日食べてないのでストックネタから。最近こそかなりの頻度で新店チェックをしてますが、これを見てるとやはり知らないお店も出てくる。石神本新店から、「えどや」さん。

最寄りは小岩ですが、南口の駅前から放射状に延びる商店街から少し外れたところにある。2階が住居になってる古めかしい建物の一画で、居酒屋が並ぶ中に1軒だけ、黒を基調とするラーメン店。以前は「三五郎」という名店だった場所とか。

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やや濁りのある独特な色のスープは、動物系と魚介系を別に仕込むWスープ形式とのこと。

一見穏やかであっさりしたスープに思えるが、何といっても鼻にふわっと抜ける魚介の香りが抜群にいい。決して動物系の力強さは感じないが、思わず最後まで飲み干したくなるような味わい深さを秘めている。

お醤油ダレに赤ワインを用いているとのことで、「そら@神田」みたいな感じなのかと危惧もしてましたが、そうといわれれば何となくといった程度で、ほどよいコクを与えるくらいにとどまっています。

麺は平打ち気味の中太で幾分か縮れたもの。つるつるっと啜り心地は良好で、もちもちとした食感も良い。スープとの相性も申し分なし。

チャーシューはほろほろと崩れるような良質なもの。味玉は色こそ真っ黒であるが、ほんのり甘めのやさしい味で半熟具合もいい。メンマもかなり色が濃いが、やはり控えめな味付けで○。

接客も丁寧だし、具のひとつひとつまで丁寧な仕事がされていることが伺え、好印象。☆☆☆☆☆☆☆(7.0)

支那そば(醤油)+トッピング@麺喰屋 澤・小岩

横須賀線(総武線快速)で一気に来れるので、この近辺の課題店は積極的に訪問しております。小岩の「麺喰屋 澤」さん。07年6月のオープンで、ネットでの評判は上々。

黒を基調とした落ち着いた店内は、20席以上のカウンター席が並び意外と広く、居心地もいい。「支那そば」と「ら?めん」とあり、前者が筆頭だったのでそちらを。

味玉を頼むと店員さんが、デフォで半分入っているので、「トッピング」にすれば、+もう半玉に海苔やメンマまで増量してくれると教えてくれた。こういう細やかな気遣いがうれしい。

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「ら?めん」が白濁スープで、「支那そば」が清湯スープだったようです。「支那そば」の方が後発メニゥとのこと。

若干の魚粉感があるものの、焼きアゴやサンマ節というひと癖ありそうな素材を使用している割にえぐみなどはなく、魚介系のいい香りを楽しめる。

見た目からして表面の油が多めなのだが、麺との相性からすれば悪くないし、魚介の香りを損なうこともなく。お醤油ダレのコクもあり、和のテイストという基本線はしっかり。

麺は「支那そば」というネーミングからはやや変則な中太ストレート。これがもちもちした食感でしっかりコシもあり、こってりめに振れたスープと良く合っている。

バラ肉のチャーシューは印象に残るものではなかったが、メンマはちゃんとお店で味を入れているようで、やさしめの味付け。味玉は黄身がゼリー状に仕上がりしっかりと味も入り、非常に完成度が高い。

駅近くの商店が並ぶ一画にあるが、清潔感・接客まで含め、近所にあったら一番うれしい種のお店。次は「ら?めん」を食べてみたい。☆☆☆☆☆☆☆☆(8.0+)

つけ麺しお味@麺工房 長谷川・新小岩

江戸川区役所の近くというロケーションと、平日と土曜日のみ営業という敷居の高さに、なかなか足が向かなかったお店。「麺工房 長谷川」さん。

「多久味」@船堀の出身とのことで、当然塩つけなのですが、味と関係なく年に1軒の不愉快な店でしたので、まずその話だけ。店に入ると洗い物中で、普段なら大人しく待つが一向に気付く気配がないので仕方なく声をかけると、「はい?」の一言。

いらっしゃいもなければ、客と目を合わせることもなく、チャーシューが選べると書いてあるのに訊くこともなく、24歳で独立だか何だか知らないが、接客業をなめくさっている。客との対話が嫌なら、食券制にして仕切りでも作ればいい。

23区の真ん中ならこの時点で出ていくのだが、果てまで来てしまっては代替店もないし、仕方なく食べて帰ることにする。出てきた1杯は、たしかに「多久味」っぽくも見える。

まず、麺なのですが、中太のかなり縮れた加水高めのもちっとした麺で、滑らかさのないもの。タレの持ち上げはいいのだけど、これは本当につけ麺用の麺なのだろうか。出身と同じ大成食品と聞いたが、ひと口で十分だった。

タレはネット評価では鶏全開みたいな評価が多かったですが、そうでもない。いかんせん塩が強すぎる。鶏ベースと和だしを小鍋で直前に合わせるタイプですが、煮干しよりもっと鋭い感じの魚を使ってるかに思えた。

具は何も言わないと鶏チャーシュー、あとは山くらげ、つけダレには水菜、どれもとりたててどうと言うこともない。

最後にスープ割りを頼もうとすると、「やってません」だそうで、麺もタレも楽しめないなら何のためのつけ麺なのか。こんな塩辛いのを飲めというのか。もういいです。

☆☆☆☆★(4.5)。麺が普通なら6.0だったかな。

雄しょうゆめん+つけたまご@麺屋 雄・一之江

一之江も三度目ということで、「もも」に2度もフラれたので抱き合わせるお店が無くなってくるんですよね。今回は同じ一之江で探してみました。「麺屋 雄」さん。

世間的にはおそらく有名なお店ではないですが、昨年話題の「うさぎ@神泉」がこちらの出身だったり。居酒屋風のわりと大型の店舗ながら、日曜の15時近くでも賑わっています。豚骨と魚だしの二本立てだそうですから、今回は魚だしを選択。

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席に着くと3分もしないうちに丼が出てきた。オペレーションが店のキャパに追いついている様子で好印象。

店内掲示によれば、スープは「焼きアゴ煮干し+本鰹」とのこと。なるほど魚介の香りがいきなりガツンと来る。

さすがは焼きアゴといった感じですが、クセは最小限に抑えられて一般受けの範囲内ではあると思う。タレは甘さがはっきり強めで油も控えめ、全体にかなり和風にシフトしている印象。

麺は中細のストレートに近いもので、世に言う「つるつるしこしこ」なる表現をまさに体現しているもの。和風のスープとの相性は当然よし。麺箱は発見できなかったが、開化楼だそうだ。

チャーシューはほろほろ崩れる良質な一品。穂先メンマは味付け・歯応えともいまひとつ。カイワレは予想通り熱が入ってしまい青臭いだけ。味玉は「つけたまご」となっていて表面が揚げてある変わり種。だが驚くほど味がない。

それなりな1杯。☆☆☆☆☆☆(6.0)

特製塩らぁめん@めんやもも・一之江

23区の食べ歩きの中でも最も面倒くさい場所のひとつなのですが、昨年12月は何年に一度かという店内全面改装に当たり、先週5日には年明け営業がまさかの6日からという巡り合わせの悪さ。新宿線の一之江から環七を歩くこと約10分、片道2時間近いんですけどね。三度目の正直は、「めんやもも」さん。

すると今度は、10人以上の通常ならパスする行列ですよ。江戸川区の有名店はことごとく行列の気が。客は環七に駐車し放題で、典型的な田舎の行列店ではないかという嫌な予感。30分待たされたので、ついつい「特製塩らぁめん」。

何処を改装工事したのかという古い店舗で、座席は狭いしカウンター下に荷物入れもないし、セルフの水のコップがことごとく白く曇ったように汚れていたのは呆れた。揚げ句に食券制なのに2度も間違えて「つけめん」を持ってくるし。ほぼ諦めかけてました。

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そしたら意外にも美味しかったんです。スープは濁りのあるもので鶏の旨みが実によく出ていて、鶏油がやや多いのだけど香ばしく、無化調で後味はさっぱり。背脂かと思ったものは鶏挽肉のようです。

ガラは使わず動物系は丸鶏と豚肉のみだそうで、そこに野菜のスープを合わせる何ともふくよかでまろやかなもの。タレは最初は酸味が強いように思えたけど、強すぎず丸みのある塩ダレで素材の味を活かす仕上がり。

ニンニクの香りとか生タマネギの辛みとか、少しごちゃごちゃしてる点だけ惜しい。麺はもちもち感とコシを兼ねそなえる中細ストレートで、茹で加減もスープの持ち上げもよく○。

バラチャーシューはやらかく旨い。ホウレン草も茹で加減○。味玉ではなく温泉玉子が入るのはよくわからない。

最初で最後だけど、3回足運んだ価値はあったかと思う。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5?)

つけ麺(しお味)/かつお香味@麺や 多久味・船堀

やはり看板メニゥが複数の店では石神本に従うべし、なんですかね。筆頭の「かつお香味」が特筆すべきものでもなかったので期待してませんでしたが、「つけ麺(しお味)」、とんでもなく旨いじゃないか。「麺や 多久味」さん。

豚骨ベースのつけダレの表面には鰹粉が浮いており、ひと口目にはまず鰹の香りがふわっと広がります。決して安易な魚粉系つけめんではなく、あくまで穏やかな香り。豚骨の重量感はなく油も控えめ。

タレの方に貝柱の戻し汁と昆布ダシを合わせているとのことで、上品な旨みたっぷりで丸みのある塩味。そこに加わる柑橘系のような爽やかな酸味が秀逸。辛みのないタマネギのシャキシャキ感も相性よし。麺を食べても物足りなさの無いつけダレなのに、スープ割りせずとも最後まで飲み干したくなる絶品。

麺は信頼の大成食品の中太多加水でやや縮れのあるもの。個人的にはつけめんはより硬質な麺が好みなのですが、弾力・コシ・風味、どれをとっても素晴らしい。大盛無料なので、絶対に大盛にすべき。200では物足りない。

チャーシューも豚のうま味溢れるジューシーなもので、塩ダレにもよく合う。これも絶品と言っていいでしょう。8.5以上にしたいのだけど、2点だけ。つけダレが最初からあまりに温すぎる。大ぶりのメンマが臭くて全然ダメ。メンマ抜きでいいくらい。

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「かつお香味」についても一応触れておきます。前回のメモから。ネーミングほどにはカツオ油のインパクトが無いですね。スープが全体に穏やかで重たくない点と、程良く熱々の点は好感が持てますね。

中細の縮れ麺は茹で加減の問題もあったか、ちょっとやらかめで頼りない印象。追加の味玉はゼリー状の黄身の加減・お醤油の味加減ともよかった。このときのチャーシューは印象に残らなかったようだ。

つけ麺(しお味):☆☆☆☆☆☆☆☆(8.0+)
かつお香味:☆☆☆☆☆☆(6.0)
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